日記 2008年 10月     



トップへ    次の月へ    

2008年10月1日(水) くもり
デッカチ君 退学決定

 きょうから10月です。 日本では、秋も深まり、冬の訪れを感じる季節なのでしょう。 こちらは、雨季が明けて、次第に暑さを取り戻す季節になります。 今年は、よく雨が降り続いた、フィリピンでした。
 日本もフィリピンも、季節の変わり目ということで、体調を崩さないように、気をつけて頂きたいと思います。 私も気をつけて、生活したいと思います。 今月もまた、宜しくお付き合いをお願い致します。


 きのう、ひさしぶりに学校へ行ったデッカチ君ですが、昼飯どきに帰ってくると、もう行かないと始まります。 しょうがありませんね。 午後から、ラニーとケチ女房で学校に行き、退学の手続きを済ませてきました。
 どうするのだ、デッカチ君。 小卒の13才では、雇い口もないだろう。 オロンガポの学校へ転校といったところで、成績表や出席日数を、転校先に提出しなければならないだろう。 そのための、あと1ヶ月の通学ではなかったのか。
 もうどうしてあげることも出来ません。 オロンガポの実家の親父と相談して、今後を決めるしかないでしょう。 そんなことで、今朝早くシャワーを浴び、洗面台の排水管をぶっ壊して、出かけたデッカチ君です。
 どうしようもない野郎です。 これで、学校も辞めて、この家に居る理由がなくなった訳です。 今頃、オロンガポの親父に、ぶん殴られていることでしょう。 頼むから帰ってくるなよ、なんて言われながらですね。
 きょうは、ラマダン(イスラム教徒の断食の日)で、休みなのでしょうか。 企業はどうか分かりませんが、公共機関はお休みみたいですね。 学校関係もお休みですから、デッカチ君の今後の身の振り方も、今週一杯掛かるのでしょうか。



 きょうは、雨曇りの1日ですね。 それにしても、29日の朝から、ネットが繋がりません。 待てば通じるかなとも思っていましたが、電話でもしないと、ダメみたいですね。 きょう繋がらなければ、連絡してみましょう。
 さて、デッカチ君のさよならパーティーの準備でもしますか。  


2008年10月2日(木) くもりくもり
ネットが通じるまで

 いまだネットに繋がりません。 契約会社に電話したところ、アンテナが悪いのだろうということになり、修理に来てもらうことになりました。 それが、きょうか明日かは、分かりませんが、明日来なければ、月曜日ということになるのでしょう。
 デッカチ君のことで、1つ訂正があります。 退学は、やはり今月一杯、こちらの学校に通ってからになるそうです。 別に、こんなバカな奴のことは、どうでもいいですよね。 こんな奴のことは、今後なにか変化があれば、書けばいいでしょう。
 ネットに通じたら、また、ボチボチ更新したいと思います。 いつになるのか、それまでしばらくお休みします。


2008年10月5日(日) 晴れ晴れ
回線回復

 1週間ほど、ネットに繋がりませんでしたが、本日修理屋が来て、繋がるようになりました。 メールの返信等遅れています。 今から、バチバチと打ちますので、しばらくお待ち下さい。 それにしても、ここ数日暑いフィリピンです。
 私は、元気で暮らしていますので、ご心配はいりません。 また、明日から通常通り更新致します。 そんなことで、暑い日には、ビールですよね。 
 

2008年10月6日(月) 晴れ晴れ
謎の中国人

 きょうは、いい天気です。 朝入れたコーヒーが冷めません。 暑くなる1日でしょうね。 最近、中国人がやってくるようになりました。 というのも、ビコールの田んぼが、陸橋のそばにあるわけですが、そこで、3人の中国人に出会ったといいます。
 中国人が、そこで何をしているのかといえば、鉄を見つけているそうなのです。 陸橋の下は、ピナツボの火山灰です。 その白砂から、鉄を取り出そうということみたいです。 鉄鉱石なら聞いたことがありますが、白砂から鉄が取れるものなのでしょうか。
 近くに定食屋も何もないので、昼と夜の食事は、私の家で食べさせています。 もちろんお金は頂きますが、先日は、借家の世話までしてやりました。 ここ2〜3日は、マニラに行くとかで、忙しく動いています。
 鉄が出れば、工場を建てるようなことを、筆談で聞きました。 鉄工所でも建てるつもりなのでしょうか。 土地は、陸橋の近くの田んぼを買って、確保してあるとのことです。 しばらくは、中国人との付き合いが続くのでしょうね。
 工場を建てても、環境汚染だけは勘弁してほしいものです。 まあ、ビコールの田んぼのそばですから、ビコール一家が、黙ってはいないでしょう。 それにしても、陸橋の下の白砂って、誰のものなのでしょう。 市のものなのでしょうかね。
 その田んぼの並びに、アイリーン博士の借りた田んぼもあります。 この前、苗を植えて、そろそろ稲刈りの時期だといいます。 今週中にでも、稲刈りがあるのでしょう。 いくら儲かるのか、興味のあるところです。





 きのう、新しいアンテナを持って、スマート・ブロがやってきました。 新しいアンテナを持って屋根に上ります。 てっきり、新しいアンテナに交換するのだろうなと思ったら、交換してくれません。 なにしに屋根に上ったのでしょう。
 まあ、高いところが好きな人だった、と思うしかありません。 そういえば、ラニーの恋人の台湾人のチェンが、今週来るとかいっていました。 中国人と、公害問題について、話し合ってもらいましょう。  
 

2008年10月8日(水) 晴れ晴れ
稲刈り1日目

 きのうは、アイリーンが借りている田んぼの稲刈りでした。 稲刈りといっても、人に頼んで刈ってもらうだけです。 弁当と飲みものを持って、現場の作業を見守ります。 家からトライシクルで3分ほどで、田んぼに着きます。
 田んぼに着けば、とっつぁんとランディーしかいません。 2人だけでは、稲刈りも1日では終わりません。 今週の末に、人を集め一気に刈り取るといいます。 まあ、いいや、ということで、ハイウェイ沿いの草むらに、腰を下ろします。
 農機具はありませんから、稲刈りは手作業です。 稲の穂先から籾をはずす脱穀は、レンタルの機械でやります。 精米までやれば、1袋50キロ、1,700ペソくらいで売れるそうです。 さて、アイリーンの田んぼで、何袋取れるのでしょうか。
 時はのんびりと流れます。 ついつい飲みすぎてしまいます。 とっつぁんもランディーも飲むものですから、ジンの大瓶が、すぐに空になります。 小瓶を買ってきて飲みますが、青空の下、酔うのも早いですよね。
 酔えば、一眠りすればいいだけです。 そんなことで、1日中、田んぼで過ごしていました。 週末も、田んぼで過ごすことになるのでしょう。 自然はいいですよね。





 さてきょうは、N博士から、粘りのある納豆の作り方をご教授頂いていますので、納豆でも作りたいと思います。 家族が煮豆を食べますから、豆は多めに煮ないといけません。   
 

2008年10月9日(木) 晴れ晴れ
にわか米成金

 台風が発生しなくなれば、雨季も終わりなのでしょうか。 日本で、台風のシーズンが終われば、こちらは乾季に突入です。 きのうは、午後から玄関先で、冷たいビールで涼んでいました。 ハイウェイを眺めていると、向かいのサリサリの前に、大型のダンプカーが停まります。
 見ていると、サリサリの前の道路の端に、荷台を傾け、土砂を下ろしています。 その土を作業員が、スコップで平らにしていきます。 何をしているの、と聞けば、雨が降ると水溜りになるので、道路の端に土を盛っているというのです。
 なるほど、確かに雨が降れば、膝まで潜る水溜りになります。 しかしなぜ、雨季の前にそういうことをやらないでしょうね。 雨季も終わり、これから雨の降らない乾季になるわけでしょう。 まあ、どうでもいいことですね。
 前の日、稲刈りをした一部のお米が、精米されて家に届きました。 市場でのお米の値段は、1キロ38ペソ、1袋50キロで1,900ペソですね。 市場が農家から買い取る値段は、1袋が1,380ペソです。
 私のところでは、市場には卸しません。 1キロ35ペソ、1袋、1,700〜1,800ペソで直売します。 市場に卸して、1袋1,380ペソよりは余程いいですよね。 買う人も、市場より安く、取れたてのお米を買えるわけです。
 アイリーンの借りた田んぼで、60〜70袋のお米が取れるそうです。 60袋を、1袋1,700ペソで売れば、売り上げは、10万ペソ以上ですね。 田んぼの借り賃や苗の仕入れ、人件費などは安いものです。 利益は十分に出るでしょう。
 1年前、米の値段は、キロ20〜25ペソでした。 それでも、もちろん利益があったわけですから、キロで10ペソ以上値上がりした今は、稲作農家ボロ儲けとなるのでしょう。



 新米の季節です。 新米といっても、日本のお米のように美味しくはありません。 でも、自然の恵みですから、ありがたく頂かなくてはなりません。 贅沢もすれば切がありません。 あるもので満足することが、大切ですよね。 


2008年10月10日(金) くもりくもり
ベトナム・ヒト(海ナマズ)

 きのうリッキーが、ベトナム・ヒトという魚を持ってきました。 ヒトというわけですから、ナマズですよね。 獲れるのは海だといいます。 川で獲れるナマズではないせいか、大きくて太っていますね。 150ペソって、私が払うのですか。
 なぜ、ベトナム・ヒトなの、とアイリーン博士に聞けば、魚の顔がベトナム人に似ているからという、明快な答えです。 ああそうですか、ということで、魚はまだ生きていますから、裏庭のタライで、晩飯時まで泳がせておきます。
 庭先におばさんが、ココナッツミルクのお汁粉を、寸胴に入れて売りにきました。 毒々しいピンク色をしています。 ココナッツミルクの中に、米粉を団子にして入れたものを煮込んだ料理です。 もちろん甘い味です。
 前にも書きましたが、ココナッツミルクで料理したものを、ギナタアンというそうです。 団子みたいに丸いものを、ビロビロといいます。 ビロビロとは、タマタマというイメージですよね。 ピンクの色は、イチゴ味です。
 そのギナタアン・ビロビロを、アイリーンが、どんぶりに大盛りで食べます。 全部は食べ切れませんね、途中で、ケチ女房にバトンタッチです。 ラニーなら、きれいに平らげていたのでしょうが、爆睡でもしているのか、出てきませんでした。
 晩飯の時間になり、ベトナム・ヒトが食卓に出てきました。 胴体を輪切りにした照り焼きです。 どれどれとひと口、なんと、脂がのって美味しいじゃありませんか。 炊き立ての新米に、脂ののったベトナム・ヒトの、贅沢なディナーでした。



 納豆は、冷蔵庫で熟成段階です。 N博士の協力の下、掻き混ぜれば、箸が折れるくらいの粘りを求めて試行錯誤しています。 今回はどうでしょうか、いましばらくは熟成させなければなりません。
 きょうは、台湾人の恋人チェンが来るというので、ラニーがマニラまで出迎えに行っています。 きょうのところは、マニラで2人のんびりして、明日にでもこちらに来るのでしょう。 どんな話が出るのか、楽しみですね。  


2008年10月12日(日) 晴れ晴れ
稲刈り2日目

 きのうも、稲刈りを見に行ってきました。 朝アイリーンが、作業員のために、台所で昼飯を作ります。 圧力鍋で、何かを煮ています。 何を煮ているのかと聞けば、大豆の煮込みを作っているのだといいます。 大豆って、もしかして。
 そうですね、私の大事な納豆用の大豆を、惜しみもなく使い、グツグツと煮込んでいるのです。 圧力鍋だと、早く出来ていいねと、そういう問題ではないでしょう。 納豆は1週間分仕込んでありますから、まだ救いはあります。
 田んぼに着けば、やっていますね、稲刈り。 お昼になり、作業員が昼飯を食べに集まってきます。 美味しそうに、私の大豆で作ったスープを食べています。 おかずは、大豆のスープと魚の缶詰ですね。 それとてんこ盛りのご飯です。
 私だけは、豚の生姜焼きと野菜炒めでご飯を食べます。 昼飯を食べていると、汚いガキを連れたおばさんが2人、雇ってくれと交渉にきます。 知らない人でもないようです。 人手は多いほうがいいですから、安い賃金で雇います。
 5才〜10才くらいのガキが、4人もいましたか、そいつらも働かせます。 ガキは、優雅にタバコを吹かしながら待機しています。 しかし、5才くらいのガキが、人前でタバコを吸いますかね。 誰も注意などしません。
 稲刈りは、手作業です。 鎌のようなもので刈ります。 カレッと言う、道具だそうです。 おばさんに、カレッを貸し出して、さあ皆さん、午後の作業ですよ。
 




 私は酔ってしまい、ひと足先に家へ戻りました。 すると、台湾からのお客さん、チェンがいました。 カメラは田んぼに置いたままでしたので、チェンの写真は後日載せることにします。 そして夜まで話をしていました。
 飲みすぎの朝は、納豆と目玉焼きです。 日本の朝食でも、なかなかこうはいきませんよね。 美味いですね納豆は、あっそうだ、大豆を買ってきておいて下さいよ、アイリーン。


2008年10月14日(火) 晴れくもり
クッチンタ

 おととい、玄関先で飲んでいると、タマさんがバイクで遊びに来てくれました。 遊びでもないのですが、米粉を探していると言います。 上新粉というのですか、日本では、お団子や柏餅を作るときに使う粉ですよね。
 これを作るんだと、茶色のすあまのような物を持ってきてくれました。 フィリピンでは、定番のおやつの、クッチンタというお菓子です。 これを作って売ってみたら評判が良く、まとまった注文も入ってきたと言うのです。 
 クッチンタは、本来コーンスターチで作るものだそうです。 でもそこは料理長のタマさんです。 上新粉で試したところ、コーンスターチとは、食感と美味しさが全然違うのだそうです。 注文を捌(さば)くには、安い米の粉が必要になります。
 米の粉は、この田舎はもちろん、オロンガポにも売っていません。 そうすれば、米を挽いて、米の粉にするしかありません。 米を挽いてくれるところは、市場に行けばあります。 あとは安い米を探すだけです。
 普通に食べるお米は、1キロ35〜40ペソしますが、ここは農家です。 アイリーンが、1キロ20ペソのお米を売っているところを、知っているといいます。 はい、話はまとまりましたね。 クッチンタ1つ作るのにも、大変ですよね。
 来たついでに、タマさんの家で食べるお米を、4袋、200キロお買い上げ頂きました。 タマさんのところも人数が多いですから、1ヶ月に50キロのお米を消費するそうです。 私のところも、そんなものですが、ラニーがほとんど食べています。
 タマさんの自家用車が壊れているとのことで、200キロものお米を、どうやって持ち帰るのでしょうね。 とてもバイクには積めませんよ。 バスで持ってきてくれ、なんて言わないで下さいね。 勘弁して下さいよ。




 
 台湾人のチェンは、きょう台湾へ戻ります。 今頃は空港で、ラニーと別れを惜しんでいるのでしょう。 写真をと思いましたが、カメラの電池が切れたりで、1枚も撮れませんでした。 また、次の機会にですね。


2008年10月15日(水) 晴れ晴れ
ゴミと飲み水

  生活していれば、毎日ゴミが出ますよね。 私のところでも、人数が多いので、たくさんのゴミが出ます。 ゴミ箱があるのは、私の部屋だけです。 だからガキどもは、ゴミをゴミ箱に捨てるということを知りません。
 食べたお菓子の袋などは、窓から表にぶん投げるか、表であれば、そのままポイ捨てです。 庭先がすぐにゴミで汚れてしまいます。 毎朝、庭先を掃除しなくてはなりません。 ゴミ箱に捨てれば、庭先の掃除は、たまにでいいことになります。
 生ゴミもたくさん出ますね。 残飯に野菜のくず、果物の皮や芯、卵の殻、魚の骨や内臓、煮汁など、これらは、すべてブタが食べてくれます。 ゴミを回収してもらうには、お金を払います。 そのゴミは、田んぼや農場で焼かれます。
 水道水や井戸水は、大腸菌などの汚染の可能性があるので飲めません。 でも現地の男性は、飲んでいます。 子供の頃から、こちらの水道水や井戸水を飲んでいるので、抵抗力があるのでしょうね。 私は飲みませんよ。
 飲み水は、ミネラルウォーターを買ってきます。 ミネラルウォーターといっても、水道水を濾過(ろか)しただけの、安い水です。 ミネラルがないときには、水道水を煮沸して飲み水とします。 私の飲む水は、最近この水です。
 納豆を発酵させるとき、鍋にお湯を沸かして、クーラーボックスに鍋ごと入れるわけですよね。 時間が経ち、お湯は冷めますが、捨てるようなことはしません。 そうです、冷蔵庫で冷やして、みんなの飲み水になるのですね。
 納豆を発酵させた水を飲むわけですよね。 身体にはいいと思いますよ。 納豆の香りがほんのりとします、ってそんなことはありません。 大豆の煮汁は、ブタのスタミナドリンクです。 無駄がありませんね。 ブタも大喜びです。
 


 朝から2回の停電です。 もうお昼ですね。 圧力鍋もあることだし、炊き込みご飯でも作って食べてみましょうか。 上手く出来たら、後日報告します。   


2008年10月16日(木) 晴れ晴れ
炊き込みご飯

 きのうのお昼に作ると言った、炊き込みご飯の話をしなければなりません。 基本は、これもN博士から聞いています。 お米に具材を入れて、味付けをして炊いた物が炊き込みご飯です。 肉があれば、あとの野菜はなんでもお好みですよね。
 貴重なアドバイスとして、ご飯を炊くときに、バターを少し隠し味として入れて下さい、とありました。 秘伝ですね、隠し味は味の決め手です。 料理店では、隠し味は秘伝ですので、決して公表はいたしません。
 いや、別にN博士が、料理店をやっているというわけではありませんよ。 肉は、鶏肉がありました。 野菜は、ニンジンその他です。 お米を圧力鍋に入れて、醤油とダシと塩で味付けという簡単なものです。
 ガスの火を点けて、沸騰したら、弱火で5分間、圧を掛けます。 火を止めて、蒸らすこと10分で出来上がりです。 簡単でしょう。 味の濃さは、自分の好みで大丈夫です。 10分後に、圧力鍋の蓋を開きます。
 おお、いい香りですね。 待てよ、バターを入れたかアイリーン、と聞けば、知らないと言います。 何で入れてくれなかったのか、と聞けば、バターがないと言います。 なければしょうがありませんよね。
 マーガリンならあると言います。 まあ、朝食はトーストですから、マーガリンはありますよね。 そんな厳格なバターとマーガリンの区別でもないと思うのですが、バターと言った私が悪かったのでしょう。
 出来上がった、鶏肉入りの炊き込みご飯を食べてみます。 ちょっとご飯が硬いですね。 原因は、米を水に30分浸さないで、研いですぐに炊いたことにあります。 最初ですから、こんなものでしょう。
 そんなことで終わった昼飯でした。 今後、具材や味付けに課題の残る炊き込みご飯です。 そう、バターは入れなければなりませんよね。



 きょうは遅い更新でしょう。 なんかアイリーンがお酒を飲ませてくれませんので、日記でも書くしかありませんよね。 まだビール2本だけですよ。 お酒を下さい、アイリーンちゃん!


2008年10月17日(金) 晴れ晴れ
赤いバナナ

 お米の話です。 日本では、刈り取った稲を天日に干してから脱穀しますが、こちらでは、脱穀して稲と籾(もみ)をバラバラにしてから、籾を天日に干します。 バラバラですから、道路に籾を撒いて干すようなことになるわけですよね。
 回収の時に、どうしても小石やゴミが混じります。 その時点で、籾から小石やゴミを取り除けばいいのですが、そういうことはしないようです。 そのまま、籾摺り(もみすり)をして、玄米にし、精米してしまいます。
 ですから、精米で戻ってきたお米には、小石やゴミが混じっています。 このままでは、高く売れません。 お米をザルに取り、振るいながら、小石やゴミを取り除きます。 朝から晩まで、最近はその作業に追われています。
 田植えをして、稲を刈り取るまで3ヶ月です。 田越こしとか、水の確保が出来れば、年に3毛作は可能ではと思い、アイリーン博士に聞いてみると、出来るよ、と簡単に答えます。 4毛作は、と聞けば、それは無理とのことです。
 今朝、バナナ売りが庭先にやってきました。 ひときわ大きな太ったバナナがあります。 ラニーが手に持って離しません。 重さを量れば、4キロです。 キロ30ペソですから、このバナナは、120ペソですね。 はい、ラニーお買い上げです。
 アイリーン博士に、なんという種類のバナナかと聞けば、分からないのでしょう、赤いバナナといいます。 おっかさんに聞けば、ビックバナナレッドだといいます。 フィリピン人も知らない、謎の巨大バナナ、はたしてこの正体は。
 食べてみれば、実には粘りがありますね、パパイヤのような匂いがします。 こんなバナナもあるのですね。 幻のツチノコのようなバナナです。



 ほんとうにバナナの名前が分からないのと、ふたたびアイリーン博士に聞きます。 すると、アップルバナナと答えます。 リンゴのように赤いから、思いつきでアップルバナナと答えたのでしょう。 もういいです、アイリーン博士。       


2008年10月18日(土) 晴れ晴れ
中国人宅へ

 なんだきのうは。 隣のサリサリで、バーベキューを焼いているので、食べてみました。 肉はいいとして、レバーですよね。 普通レバーといえば、ネットリとしているものですよね。 ブタのレバーのバーベキューです。
 焼いてもらい、食べてみると、食感がスカスカではありませんか。 なんだよこれは、と吐き出しました。 肝硬変のレバーじゃないのか、と怒ってみても、ブタが肝硬変になるのかは、微妙なところですよね。
 レバーは、ガキにくれてやり、シロを焼いてもらいます。 なんだよ、なんだよ、ずいぶん小さいシロじゃないか、ブタの腸はこんなに小さいか。 小指の先程の腸です。 小さく切ったのでしょうか。 ブタか、と確認すればブタだといいます。
 まあいい、バーベキューはお終いにしましょう。 夜に、中国人からの食事の招待がありますので、ひと眠りします。 この前、鉄を探していると書いた、中国人からの招待です。 夜の7時に、中国人の家に行きます。
 中国人の家といっても、借家です。 家賃は5,000ペソです。 リビングにダイニングキッチンと寝室が3部屋でこの値段です。 きれいな一軒家です。 食事が出来るまで、1時間半も待たされました。 いいかげんにしろよ、中国人。
 私とて、ただで待つわけではありません。 こんなこともあろうかと、隠し持ったジンを、出された中国茶に入れて飲みます。 毒茶かもしれませんので、消毒の意味もあります。 食事が出来たころには、すっかりいい気持ちです。
 酢豚がメインの料理が、食卓に並びます。 酢豚はいいけれど、なんでこんなに甘いのだ。 納豆を持ってくるのだったと後悔します。 まあ、酒があるから許しましょう。 そんなことで、ブタ尽くしの1日でした。





 中国料理ということで、心配はありましたが、こちらで仕入れた食材だというので、安心して食べました。 まてよ、余計に危ないかもしれませんね。 まあ、今朝なんともないので、大丈夫なのでしょう。


2008年10月20日(月) 晴れ晴れ
血の塊のBBQ ドゴ

 きのう寝酒に飲んだウォッカが、今朝まで身体に残っています。 気持ちが悪いので、昼まで寝ていようと思ったら、暑くて寝れません。 表を見れば、晴れ渡った青空が広がっています。 これは、起きなければなりませんね。
 氷水をもらい、水分を補給して、さあ、何もやることがありません。 暑いだけです。 もう乾季なのでしょうね、晴れの日が続くフィリピンです。 表で、誰かが呼んでいます。 窓から眺めれば、大きなマットレスを2つも担いだ男がいます。
 マットレス売りですね。 マットレスを担いで、歩きで売り歩いているのです。 もう、暑いんだからそんなことはやめなさい。 桶やタライに、チェーンソーなどの工具に農機具、衣類やサンダルなど何でも売りにきますよね。
 先日食べたバーベキューですが、レバーではありませんでした。 ドゴという、血の塊だそうです。 豚や鶏の血を固めて作ったものだそうです。 レバーと、食感が違うのはあたりまえですよね。 生臭くはありませんでしたね。
 きのうの玄関先でのビールのおつまみは、納豆と、カボチャの種です。 カボチャの種は、サリサリで1ペソで売っています。 殻をむいて、中身を食べるのですが、まあ、暇潰しになるおつまみです。 ヒマワリの種みたいなものですね。
 アイリーンが庭先で、何につまずいたのか、スッテンコロリンと転んでしまいました。 手と肘と膝を擦りむきました。 祈祷師を呼んで、お祓いとマッサージをします。 汗を掻いて寝ないとだめだということで、扇風機は使えません。
 寝苦しい夜です、そんなわけで、寝酒にウォッカを飲んだわけです。 私も、汗びっしょりで寝かせてもらいました。 寒い地方で、身体を温めるために飲むウォッカです。 なぜ、暑いフィリピンにウォッカが売っているのか、答えは・・
 はい、安く酔えれば、それでいいだけなのですね。 ウォッカ小瓶、16ペソです。 



 きょうは、朝8時から、午後3時まで停電でした。 停電による書き直しもありましたが、アップ出来そうです。 明日も、午前8時から、午後の9時まで停電みたいです。 メールの返信、遅れていますことをお詫び申し上げます。
 

2008年10月22日(水) 晴れ晴れ
巨大な切り身魚

 きのうは、1日中停電でした。 冷蔵庫の中も、時間と共に温まります。 午後になれば、冷たい飲みものはなくなります。 サリサリでビールを買っても生温いだろうと、安いウォッカを買って飲むことにしました。
 サリサリに行けば、またバーベキューを焼いています。 なにを焼いているのかな、と覗いてみれば、ブタの皮を焼いています。 脂が炭に滴(したた)り落ちるためか、すごい煙です。 日本なら消防車が来るでしょう。
 玄関先で、ウォッカを飲みながら、暑さに耐えて涼んでいると、魚売りがやってきました。 大きな切り身です。 身は白身ですか、肌も白っぽいですね。 どこかで見たような、まさか、ブタの脂身ではないでしょうね。
 魚屋ですから、そんなことはありませんよね。 魚の名前を聞けば、分からないといいます。 まあいいでしょう。 名付けて、ブタの脂身魚としましょう。 そのブタの脂身魚を買って、晩飯に食べてみることにしました。
 夕方、タマさんが、新しい彼女を連れて、お米を買いに来てくれました。 彼女さんをよく見れば、どこかで見たことのある顔です。 あれっ、奥さんじゃありませんか。 髪を短くして、金髪に染めていたので分かりませんでしたよ。
 レンタカーを借りて、家族で買い物をした帰りだと言います。 レンタカーの返却時間があるので、長居はできません。 さっそく、お米を200キロ、車に積み込み、少しお話をして帰られたタマさんご家族でした。
 晩飯に、ブタの脂身魚のココナッツ煮を頂きました。 味は、サバです。 サバの水煮のようです。 醤油を少したらして、頂きました。



 きょうも暑いフィリピンですが、寒いよりはいいでしょう。 いつまた停電になるか分かりませんから、きょうこそ、冷えたビールを飲まなければなりません。   


2008年10月24日(金) 晴れ晴れ
お子様ランチ

 きのうは、オロンガポに買い物に行こう、ということになりました。 スービック・ベイの中にある、食品雑貨屋です。 おっかさんとラニーも行くと言います。 熱を出して学校を休んでいた、仮病使いの娘ガキとマリカーも行くと言います。
 これだけの人数になると、交通費だけで、往復1,000ペソ近く掛かります。 それに、荷物を持つのは私でしょう。 レンタカーだといくらかと聞けば、スービック・ベイの往復なら、運転手がついて、1日1,500ペソといいます。
 迷うことはありません。 バス、ジープニー、雑貨屋の送迎バスと乗り換えることを考えれば、レンタカーなら、重い荷物も運べるし、歩く必要もありません。 そうと決まれば、さっそく出掛けましょう。 そんなことで、食品雑貨屋に到着です。
 途中でチョーキンという、ファースト・フード店で、軽くお昼を食べました。 私は、お子様ランチです。 マリカーが、私のチキンカツ定食がいい、と言うものですから、私が、マリカーのお子様ランチを食べるしかありません。
 食品雑貨屋で買い物をしていると、娘ガキの姿がありません。 気持ちが悪くなり、車で寝ているといいます。 3〜4時間買い物をしたでしょうか、ショッピングカートも1杯です。 さあ帰ろうと、車に戻ります。
 車を見れば、車の周りがヘドだらけです。 娘ガキが吐いたのですね。 熱があって学校を休んだのだから、来なければよかったのです。 せっかく食べたエビチリが、車の周りに散乱しています。 勿体ないことをしてくれますよね。
 帰りの車は、娘ガキの体調不良のため、冷房は入れませんでした。 南国の、直射日光を受けた車での帰宅です。 自然の風は吹き込みますが、熱風では話になりません。 往復80キロの、レンタカーの旅は、こうして幕を閉じたのでした。



 スービック・ベイの中は、田舎とは違いますね。 なんでもある、という感じですね。 田舎にはない、缶ビールを1ケース買いました。 玄関先で缶ビールを飲んで、通行人の驚く顔を見なくてはなりません。 
 

2008年10月26日(日) 晴れ晴れ
叩き出されたデッカチ君

 おとといでしたか、おっかさんが、デッカチ君を追い出しました。 学校へも行かずに、減らず口ばかり叩いている、捻くれた性格に怒りが爆発したのです。 デッカチ君の荷物を、玄関先にぶち撒けて、叩き出してしまいました。
 2日ほど、ビコールの田んぼに寝泊りしたデッカチ君です。 今朝、残りの荷物を取りに来ていました。 減らず口は、相変わらずです。 きょうも、ビコールの田んぼへ行ったみたいです。 学校はどうするのでしょう。
 本当は、明日から、オロンガポの学校へ行く予定でした。 でも、学校に通わないのですから、転校の手続きも出来なかったのでしょう。 こちらの学校は、退学したそうです。 この家でも、出入り禁止にしました。
 オロンガポの実家でも、帰ってくるなと嫌われているわけですから、行くところがありません。 小卒です。 働くところもありません。 でも、飯は食わなければなりません。 しばらくは、ビコール一家の、弟子になっているしかありません。
 この前転んで、腕などを擦りむいたアイリーンです。 今度は、魚の骨が指に刺さったといいます。 骨の栄養が指に回り、赤く腫れています。 薬をつけるのかなと思ったら、火の点いたロウソクから、ロウを垂らして固めています。
 アッチッチと、フィリピンでは、傷口にロウを垂らして消毒するのですね。 確かにロウの熱で菌が殺され、ロウが固まれば、傷口はふさがれますよね。 もう怪我をしないようにと、きょうは教会へお祈りに行ったアイリーンです。
 


 さて、昼寝でもと思っても、こう暑くては寝られるわけもありません。 きょうも、自然の暑さに汗をかいて、怪魚や血の塊ドゴ、なんかを見ながら過ごすことになるのでしょう。
 

2008年10月27日(月) 晴れ晴れ
フルーツの王様

 先日、スービック・ベイの食品雑貨屋から、フルーツの王様ドリアンを、丸ごと買ってきました。 匂いが強烈ですよね。 家の中から表にまで、強烈な匂いが漂っています。 トゲトゲの皮の、バレーボールくらいの大きさです。 
 次の日、私に、ドリアン食べてみる、とアイリーンが言います。 いや、私は食べませんと言います。 しばらくして、写真でも撮ろうかなと思い、ドリアンはどこと聞けば、全部食べてしまったとのことです。 1回で全部食べてしまったのですか。
 よく、あんなでかい物を、1回で食べたものです。 おっかさんは、ドリアンが大好物らしいです。 それに、ラニーがいれば、なくなるのも当然ですね。 いま考えれば、少しは食べておくのだったと、後悔しています。 
 まあ、ここはフィリピンです。 食べようと思えば、いつでも食べられますよね。 きのうのお昼は、ピザと焼きソバです。 これも、食品雑貨屋から買ってきたものでしょう。 ピザを食べながら、この辺に宅配ピザはあるのかと聞いてみました。
 オロンガポのピザ屋に注文すれば、宅配してくれるといいます。 クゥー、よくそれだけの嘘が言えますね。 日本のピザハットに注文すれば宅配してくれる、と言うに等しいお言葉。 見たことあるでしょう、とアイリーン。 何をですか、と私。
 宅配ピザのバイクが、たまに走っているでしょうと言います。 確かに、走っています。 なんでもありのフィリピンですから、頼めば持ってきてくれるのかもしれません。 とそんな冗談を言いながら、お昼を美味しく頂きました。



 明日は、ちょっとしたパーティーがあります。 ランディーの長女の誕生日ですね。 学校があるので、来れるかどうかはわかりませんが、料理やケーキくらいは、ランディーに持たせてやらなければなりません。 
    

2008年10月28日(火) くもり晴れ
ランディーの長女7才

 きのうの朝、おっかさんが数字当てのギャンブルで、2,000ペソ当てたといいます。 お金を手にしたおっかさんは、なんと私に、ビールでも飲んでと、500ペソもくれるではありませんか。 いいんですか、まあ素直に受け取りましょう。
 午後、玄関先で飲んでいると、アイリーンが田んぼに行ってくると言います。 暇なので、私も付いて行くことにしました。 来月も稲刈りがあるそうです。 その準備に人を雇っているので、見に行くのだそうです。
 私は、田んぼを眺めながら、ジンを飲むだけです。 爽やかな風が、私の薄い髪の毛を撫でます。 お天道様が、私の薄い頭を照らします。 涼しいのか暑いのか、眠気が襲うような、のどかな時が流れます。 
 使用人も引き揚げて来て、帰りの時間になります。 すっかりいい気持ちになった私です。 家に戻ると、アイリーンが、床屋に行きなさいといいます。 そういえば、髪の毛がボサボサですね。 10分で終わるからと、床屋に出掛けました。
 リッキーのトライシクルに、チビガキのルピンも一緒です。 床屋に着いて、さあ、刈ってもらおうかなと思ったら、ルピンが最初ですか。 私は、ルピンのお付き合いですか。 ルピンが終わり、私も、散髪を終えました。
 まっすぐ帰るのかなと思ったら、市場で買い物ですか。 これですからね、じっと待つしかありません。 さて、きょうは、ランディーの長女、お岩の誕生日です。 実は、私の誕生日もきょうなのですね。
 そんなことで、きょうは、賑やかになりそうです。
 


 アイリーンからは、ブタが1匹振る舞われます。 2人の誕生日ですからね、それもいいでしょう。


2008年10月30日(木) 晴れ晴れ
ブタの頭で誕生日

 28日は、ランディーの長女、お岩と私の誕生日でした。 こちらで一緒に、というわけにはいきません。 ランディーはランディー家で、近所に振る舞いの料理を出さなければなりません。 お岩の友達も集まります。
 朝、ブタを1匹解体したので、ランディーに分けてやります。 あと、スパゲティやケーキも持たせて、ランディーは海辺の家へと戻ります。 さて、こちらも支度をしなければいけません。 まずは、ビールでもと。
 お昼を過ぎたころ、カステリオスから、タマさんと、SATORUさん 夫妻が、お祝いに来て下さいました。 さあ、昼の部の始まりです。 飲んで食べて話をして盛り上がります。 途中、ブタの頭の丸焼きが出てきました。
 ブタの皮を食べているうちに、酔いが回ってきて、私は寝かせてもらうことにしました。 どのくらい経ったのか、タマさんとSATORUさんが帰るよ、とアイリーンが呼びに来ます。 表に出れば、もう暗くなっています。
 見送りをして、玄関先に戻ると、近所や親戚のフィリピン人がいます。 部屋に行き、もうひと眠りと思ったら、一緒に玄関先で飲もうなんていいます。 しかたがありません、私の誕生日に集まってくれたわけですからね。
 そんなことで、夜の部の始まりです。 ここでも私は、途中退席させてもらいました。 次の日起きれば、もうフラフラです。 なんと、ジンの大瓶が、10本も空いたそうです。 平気なわけがありませんよね。
 皆さんからは、お祝いのメッセージを多数頂きまして、ありがとうございました。 





 きょうは、そんなに暑くはありませんね。 空に浮かぶ流れる雲を眺めながら、のんびりと過ごす1日になりそうです。   
  

2008年10月31日(金) 晴れ晴れ
温泉リゾート

 きのう午後から、先日誕生日だった、海辺に住むランディーの長女、お岩のお祝いに行くことになりました。 というより、暇なので、海水浴でもしようか、ということですよね。 ランディーのトライシクルで、海辺へと向かいます。
 空は、曇り空です。 海水浴には、ちょうどいい天気です。 途中、食べものや、飲みものを買ってビーチに到着です。 いつものように、誰もいないビーチです。 バンカーボートが、漁から戻ってきたので、魚を見に行きます。
 トビウオだけですね。 少し買って、焼いて食べることにします。 さて、ジンでも飲んで、景気をつけてから、海に入ることにしましょう。 ところで、ランディーの娘達は、と聞けば、学校からまだ戻らないとのことです。
 仮病使いの娘ガキは、もう2週間も学校を休んで、私のお付き合いをしてくれています。 病気なのだから、家で寝ていなさいというのに、田んぼや海へと出掛けては、熱を出しています。 きょうも、もちろんお休みしています。
 波打ち際の砂浜に寝転び、海砂で身体を洗います。 軽石で、かかとの角質部分をこすります。 海水浴ではありません、入浴ですね。 湯船になど、浸(つ)かれませんから、こういう大温泉を利用するしかありません。
 日も暮れようとするころ、ラニーと娘ガキも入浴しにいきます。 夕日に照らされて、気持ちよさそうに入浴しています。 あっ、コラ! 温泉で泳いではダメですよ。 よくいるんですよね、温泉で泳ぐバカが。 





 今月もきょうでお終いですね。 雨季も終わり、これから暑くなるのでしょう。 海へ山へ川へ田んぼへ農場へと、行く機会も多くなるでしょう。 今月も、いろんなアドバイスをありがとうございました。 来月も、宜しくお願い致します。 
 


トップへ    次の月へ     
inserted by FC2 system