日記 2007年 1月     



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2007年1月1日(月) 晴れくもり
やってきました お正月

 皆さま、明けましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願い申し上げる次第です。

 さて、きのうは大晦日、いつものように玄関先にジンを用意して早い時間から飲んでおりました。 午後の11時も回り、恒例の花火大会です。 近所でもドンパチとやっています。 クリスマスのときよりにぎやかだったのではないでしょうか。
 11時30分すぎに停電です。 ここ、サンフェリペのマーケット向かいの大邸宅で大火事があり、電線が焼けてしまい停電になってしまったみたいです。 私が現場にかけつけた時には、火はすでに消えておりましたが全焼でした。 お金持ちなので、2階部分は木造だったらしいのです。 停電はきょうの午前10時に復旧しましたが、真っ暗闇のなかでの年越しとなりました。
 しかし、年越しの日にお金持ちが貧乏庶民に迷惑かけて、どうするんじゃい!
 この家は自家発電機があるので、2時間くらいはなんとか明るさを確保できました。





 今年はこれといった目標はありません。 ただただのんびりと暮らしたいだけです。 そういえばおせち料理はどうなっているんだ? なにも食べた覚えがないぞ、今朝だってパンにウインナーと玉子じゃないか。 ないのか? おせち。 正月だぞ! 盛り上がらないなあ。
 酒もジンじゃ雰囲気でないし、もうやめた、お正月お終い! まあ正月を理由にしばらく酒が飲めるからそれでよしとしよう。
 それでは皆さん、今年もよい年でお過ごしください。 本日はこのへんで。
 

2007年1月2日(火) 晴れ晴れ
フィリピンでのお正月

 なにもなかったお正月、ご馳走もなければ酒もない。 
 1月1日、お正月だ。 いつものように玄関先に陣取っていると、いつもと変わらない。 おい、正月だろう、料理に酒はどうなっているんだ? と思ってみてもなにも出てこない。 キッチンを覗(のぞ)いても目ぼしい食べ物はなにもない。 しょうがない、残っていたジンをさみしく飲むだけだ。
 ジンもなくなり、夕方ビールを2本飲んだだけで、1月1日は終わってしまったのです。 ビール代で100円使っただけのお正月でした。 
 日本の皆さん、もし彼女が田舎に住む人であれば、彼女の田舎でお正月を楽しもうなんて考えていると、私のようにとんでもないことになります。 正月料金のバカ高い飛行機代を払い、こんなお正月では泣くに泣けません。 もし、田舎に訪れるのであれば、なにもない平日にのんびりを目的とするのがよいでしょう。
 お正月姿を見なかったアイタ(先住民族)がきょう仲間を連れて帰ってきた。 もう1人のアイタは妊娠中じゃないのか? なんでもビコールハウスのメイドをやめて、我が家のメイドになるというのだ。 なんでビコールハウスをやめるのかといえば、食事がマズイのだそうだ。 おいおい、そんな理由で鞍替(くらが)えするなよな。
 なんだ?! 仔犬のバロがビコールの調理場に繋がれて吠えているじゃないか。 冗談にしてはキツすぎるぞビコール! お前ら一家、本当に地獄に落ちるぞ、愚か者め!





 本日午前中に カステリオスのH・TAMAさん から連絡があり、お客さんを連れて遊びに来てくださるそうです。 そんなわけで、本日は早めのアップです。


2007年1月3日(水) 晴れ晴れ
YAGIという人間に会った

 社長さん、タイトルはこれでよろしいですよね。
 きのうここから南に40分のカステリオス、と言うよりオロンガポから北に20分と言った方が分かりいいですか? そこに住んでいらっしゃる カステリオスのタマさん からお電話があり、日本人の方をつれて遊びにくるとの連絡がありました。 正月のなかった私には朗報です。 いやいや、おおやけで飲めるんじゃないの、これは正月からラッキーですよね。
 来て頂いたメンバーは、まず、静岡の富士山のふもと御殿場に、なんと従業員400名余りをかかえる会社の社長、会社名は潟Gイトジャパン、社長の名前はYさん。 俺の名前は出すなよって仰(おっしゃ)っておられましたが、タイトルに「YAGIという人間にあった」としてくれと言うのではフォローができません。
 会社は人材派遣の会社だそうです。 株式は公開しておりませんので、株の買占めで云々ということはありません。 会社を創設されて20年になるそうです。 人材派遣の会社としては先発組みですから経営は順調です。 まぁ、さすが社長です、気前がいいですね。 なんとガキどもにお年玉を配るではありませんか。 それも1人頭500ペソですよ。 このド田舎でガキに500ペソなんて豚に真珠ではありませんか。 それもガキは5〜6人もいるのですよ。 ビコールワイフの目は血走っておりました。 
 おっと、それと社長の奥様、さすがいい方ですよね。 二人三脚で会社を興されたのでしょう。 いまは会社も順調で、遊ぶ社長に代わって奥様が会社を見ておられるそうですが、社長があっての会社であることは誰もが認めるところです。
 それと社長の会社でこき使われているシーさん、ごぞんじタマさん、酔っ払い仲間の フィリピン スービックへようこそ!のhiroさん も来て頂き、お正月を味あわせていたたきました。 皆さんほんとうにありがとうございました。





 社長さんには笑わせていただきました。 とても気さくな方で頭の中は冗談の塊、こんな社長のもとでの仕事なら、社員の皆さまも和気あいあいとお仕事に励んでいることと思います。 しばらくフィリピンに滞在されるそうですから、鬼のいぬまにくつろいで下さい。
 そうそう、社長さんから「天才は天才でなければわからない」という凡人ではわからないような言葉を頂き、載っけておけと仰るので載っけておきます。 人の才を理解するためには、その人と同じ才がなければならないとのお言葉です。 気違いは気違いでなければわからないとか、バカはバカに聞けなんかと同じ意味なのかなあ。 なんて社長、冗談ですからね!
 皆さまが帰られたあと、残り物はアイタ(先住民族)がおいしく頂いておりました。 食事問題でビコールハウスをやめたアイタは満足しておりました。
 本日、hiroさんの自宅前のバロイビーチでバーベキューパーティーを行うそうです。 私も参加させて頂きます。 これから伺います。 帰りが何時になるか分りませんので、早朝に日記を書き上げ更新して出掛けます。
しかし、社長、こんな早くからまさか私のHPを見ていないだろうな。 Y社長ごめんなさい!  
 

2007年1月4日(木) 晴れ晴れ
バーベキューパーティー

 今朝午前3時に目が覚めて、窓を開けタバコを吹かしているとなんか窓の外が明るい。 そうか、きのうはロマンチックなフルムーンの日だったのだ。 そんなフルムーンの日の朝、バロイビーチのバーベキューパーティーに向かったのです。
 盛りだくさんの食べ物、フルーツ、ドリンク類、そして皆さんの笑顔でパーティーは始まりました。 各自それぞれ好きなものを飲んで食べて、海ですから、ジェットスキーにバンカーボートなど、ガキ、いや子供さんは浜辺で水遊び。
 初めてお会いした強面(こわもて)のアーさん、おっかない人じゃないかと思いしばらくお話出来ませんでしたが、お話してみると実はとてもやさしい人でした。 子供さんを連れて来ていましたが、その子供さんアーさんにそっくりでした。 強面ってことではありませんからね。
 前の日に家に遊びに来ていただいた、潟GイトジャパンのY社長と奥様、社員のシーさん、ジェットスキーやバンカーボートで楽しんでいらっしゃいました。
 それから年末に家に来てくださったターさん、奥様と来ていらっしゃいました。 若い美人の奥さんでしたが、写真は勘弁してくださいとのことです。 残念。
 主催は hiroさん ご夫妻、幹事は タマさん 。 前の晩から仕込みで一睡もしていないそうです。 ごくろうさまでした。 おかげさまで、おいしいお料理をたくさん食べることが出来ました。
 夕方まで皆さんのんびりと過ごされておりました。 楽しい1日でした。







 私達もガキを含め5人で伺い、十分楽しませて頂きました。 皆さん、hiroさん、  タマさん ありがとうございました。 
 お正月の日記には、つまらない正月だなんて書いてしまいましたが、これがフィリピンでの正月だ! を体験させて頂きまして感謝いたします。 帰る間際に食べたカレーライス、美味しかったです、ほっぺたが落ちる美味しさでした。 家に帰っての夕食もなぜかカレーライスでしたが、お土産に貰ってきてしまったのでしょうか? それもペロリと食べてしまいました。
 楽しい1日、あっという間の1日、またぜひ誘ってくださいね。


 

2007年1月5日(金) 晴れ晴れ
食べるだけのメイド、アイタ(先住民族)

 カンカン照りの本日、庭にフライパンをおいて油を引き、玉子なんか落としておくと目玉焼きができるのか? とアイリーンに質問してみました。 そうしたら、できるよだって。 おちゃらけで始まるきょうの1日。
 向かいのサリサリの裏のでかいマンゴの木から煙がでている。 よく見ると、人が木に登って霧を吹いているようだ。 虫除(むしよ)けのスプレーでもしているのかと思っていたら、なんとマンゴの花に受粉させているのだという。 リンゴ園の木とかモモの受粉だったらわかるが、庭の大木によじ登って普通そんなバカなことしないだろう。 でもやっているバカが目の前にいるのだ。
 マンゴの取り方は、基本は木によじ登って取るわけですが、手の届かないところのマンゴは、竹ざおの先にカゴを付けた器具で取るのだそうです。 まぁ、どうでもいいことです。
 さて、我が家のメイドになったアイタ(先住民族)は家族の評判がよくありません。 掃除も洗濯もせずに飯ばかり食っているらしいのです。 そういえば私もときどき裏庭なんかに行くと、いつも飯を食べています。 写真を見ると、飯を食っている写真しかありません。
 彼女の兄リッキーや妹ラニーなどは、露骨にバカと言っています。 きょうアイリーンはアイタに、掃除、洗濯を教え込むのだとはりきっていますが、どうなることやら。 私は、アイタが山に戻る日は近いと見ています。 フィリピン人にバカと言われる山ザルはしょせん山ザル、山に帰るしかないのでしょう。
 ガキとどっちがバカなのと聞いてみると、同じだと言っておりました。



 きのう遠くからトライシクルで見知らぬおばさんがやって来ました。 ちょうど私が表にいましたので、知らんぷりしているとなにか尋(たず)ねてきます。 言葉のわからない私に尋ねられても困るのですが、犬という単語だけは聞きとれました。 あぁ、犬を買いに来たのだなこのババアと思い、ビコールワイフを呼びに行ったのです。 しかし犬は売り切れ、残念でした。 せっかくトライシクルをチャーターして来たのにごめんなさい。
 しかし、そこまでして買いに来るか、どいつもこいつもです。
 玄関先で涼もうと思ったら、まだぶっ壊れスピーカーを修理している。 そんなもの、色を塗ったって誰も見ないし、大音量でみんな迷惑しているのだ。 1番迷惑を被(こうむ)っているのは、玄関先で酒を飲めない私なのだが、燃やすなり、捨てるなり早いとこなんとかしてくれ。 それよりそんな暇があるのだったら、まっとうに働いてくれ!



 しつこいガキは、叱られるとなぜか私の部屋にダッシュで入り込んできてベットにダイビング、そして手足をばたつかせ大泣き。 枕をぶん投げるは毛布は引っぱがしやりたい放題。
 部屋のドアに鍵を掛けても、ガキの服や荷物が私の狭い部屋にあるため、必要とあらば開けざるをえません。 おつまみにスナック菓子なんて買っておこうものなら、あっという間になくなってしまいます。
 勉強もせず遊んでばかりいるから、体は赤銅(しゃくどう)色、知らんぞ将来、君は女の子だろう!
    

2007年1月6日(土) 晴れ晴れ
のどかな田舎暮らし

 光の降る国フィリピン、きょうも光はやみもせず朝から降り続けている。 こんな日には家の中で涼んでいるしかないか。 窓の外を歩く、お天気娘でも眺めていよう。
 きのう、なんかいやな臭いがするので裏庭へ出てみました。 そしたらやっています、狩人が犬の調理を。 なんで臭かったといえば、調理段階の初めの犬の毛焼きが行われていたのです。 毛をむしりとるんじゃなくて、焼いて丸裸にしてしまうんですね。 人間の髪の毛だって焼いたら変な臭いがするでしょう。 それも2匹もですよ。 煙もうもう、風向き考えてやってくれよ、この犬殺し!
 仔犬のバロも何かを感じるのでしょう、庭の隅でうずくまっておりました。 そりゃそうですよね、そばで成犬が喉を掻(か)っ切られて、薪(まき)で火あぶりにされているんですから。
 そのあとどうするんだって、そんなこと書けるわけないじゃないですか。 気が向いたら後日書きます。 大繁盛「元祖犬家」衰(おとろ)え知らず!



 さて、煙を避けて玄関先へ、なんとビックリシャックリ! やってくれますリッキー、気違いかお前は! なんなんだよそのスピーカー、ナショナルハイウェイはコンサートホールじゃないんだぞ。 ミキシング装置まで表に出しやがって、いいかげんにせんかーい!
 私の飲み台は工具で埋もれておりました。 あきらめて部屋に戻るといきなりの大音量、本当にいやがらせと思うしかないようなタイミング。 そろいもそろった迷惑兄弟、今年の目標はのんびり暮らすこととしよう。



 戻った部屋にガキがなだれ込む、いきなりのカウンターパンチに私はKOです。
 

2007年1月7日(日) 晴れ晴れ
いろんなお仕事

 今朝はどこを見ても雲がない、風が吹けば砂埃(すなぼこり)が舞う、窓を閉め切り冷房のスイッチを入れてみる。 快適じゃないか、砂埃が窓から吹き込むよりはよほどいい。 また暑い1日が始まるのだ。
 日本ではお正月も終わり、明日から本格的に仕事だという方も多いと思います。 今年1年良い年になるよう頑張って下さい。 私は明日から本格的にのんびりと暮らすだけ。
 2日間玄関先を占領されて酒を飲んでいなかった私。 
 きのうはついに我慢できずに、玄関先にウォッカの大瓶を持ち込み、大音量の中チビリチビリやっておりました。 なぜウォッカの大瓶かといえば、ジンの大瓶が売り切れだった、ただそれだけのことです。 銘柄や種類なんかは関係ない、ただ酔えればいいのです。 酔いは暑さと人々の馬鹿さ加減ですべて発散されます。 飲むと決めたらいくら飲んでも大丈夫なのです。
 そんな中、スピーカーの搬出が始まりました。 せっかく気持ちよく飲んで、女たちはダンスも始めたというのにどういうことなのだ。 なに、隣街の結婚式のパーティーに貸し出す? そのために色を塗ったり音量のテストをしていただと。 なんでそういうことを早く言わないのだ、バカだチョンだと書いてしまったではないか。 レンタル料は6.000ペソ? 大金じゃないか、私も見に行くからな。
 そんなわけで本日、そのフィリピン人宅にこれから出掛けてみます。 お金持ちなのかな? フィリピン人。



 我が家のメイド、アイタ(先住民族)は洗濯、掃除が出来ないので、1から教えなければなりません。 まずは自分の与えられた部屋の掃除、ほうきの使い方から教えますが、まあそのうち慣れるでしょう。 洗濯物を脱水機にかけて回しているとき、脱水機のふたを開けて中をのぞき込むアイタ。 とうぜん回転は止まってしまいます、首を傾(かし)げるアイタ、ふたを閉めればまた回りだす、また開ける・・ 玉ねぎをむくサルか! お前は。 
 こうして食いしん坊な山ザル、アイタの修行も始まったのです。



 どれ、行ってみるか、レンタル先の金持ちらしいフィリピン人宅に、酒ぐらいは用意してあるだろう。 フィリピンの結婚披露宴パーティー、この目でしかと確かめてくれる。


2007年1月8日(月) 晴れ晴れ
田舎の結婚披露宴

 本日はオロンガポへ行く予定ですので、早めに更新させて頂きます。
 日本は成人の日で休日なんですね。 今朝初めて知りました。 そういえば金曜日に3連休だなんてどっかで見たような気がします。 本日お休みの方はのんびりと過ごし、お正月の疲れを取って下さい。
 きのう窓の外を歩くお天気娘を眺めていると、なにやら長い車の列が走り過ぎます。 なんなの、と聞いたところ、ザンバレス州のボトーラン(BOTOLAN)に住むアポ アパン ポーン バトという新種の鳩みたいな名前の人のフェスタ、お祭りが1月24日にこのサンフェリペであるというのです。
 このポーン バトとおっしゃる方、なんでも伝道師でヒーリングを使い、病(やまい)を治してしまう方らしいのです。 日本でいえば法の華、詐欺事件で起訴された福永法源の、最高ですかーっ! を思い出してしまうのは私だけでしょうか。 ミラクル伝道師ポーン バト、本物ならたいしたものですが、その実力は果たしていかがなものか。 ボトーランという街は、ここサンフェリペから北へ2つ目の街です。



 リッキーがスピーカーをレンタルした結婚披露宴に行ってみました。 いやー、ド田舎、ってここから南へ2分のところなのでそんなことも言えませんが、花嫁の実家です。 すごい人です、タダ飯を食いに集まっています。 飯を貰うまでに20分も並びます。 
 そんな中、結婚式が終わったのでしょう、新郎新婦がオンボロ車で乗り付けます。 飯で並ぶ連中はそんなことはお構いなし、新郎新婦はボロ家へと消えて行きます。



 新郎新婦がふたたびパーティー会場に戻ってきて、いろんなくだらないイベントをこなしていきます。 その中でリッキーが、真面目くさってミキシングの仕事をしています。 私と目が合っても知らんぷりです、挨拶ぐらいしろよなリッキー。



 スポンサーの男どものニノンと女のニナン達は、金網で囲われた別の場所での食事です。 お金とプレゼントを持参するのですから当然ですよね。 受付にはリッキーの息子ルピンの、母親兼愛人と思われる女性が座っておりました。 リッキーの妻はもちろん会場へは来ません。 ニノン、ニナンから集まったお金は、日本円で10万円ほどだそうです。 この辺での年収がその位でしょうかね。



 家に帰ってきたら、リッキーの女房が鬼の形相(ぎょうそう)で会場でのリッキーと愛人の様子を私達に問いただします。 恐いですね、恐ろしいですねフィリピン女性、フィリピンに彼女のいるあなた、日本でのパロパロ(浮気)なんかバレたら大変ですよ。 お前に言われるまでもなく十分わかっているって、そりゃ失礼いたしました。
 披露宴も終わり、リッキーと仲間がスピーカーと共に帰ってきました。 お金が入ったから飲もうよって、だからフィリピン人なんですね。 宵越(よいご)しの金は持たないなんて、江戸っ子ですねぇフィリピン人。 気風(きっぷ)の良さはいいけれど、金のないときタカるのはやめてれよ。
 しかし、またスピーカーが戻ってきてしまった。 まっ、どうでもいいや。
 披露宴のことで最後に付け加えれば、タダ飯は途中でなくなってしまいました。 飲み物もなくなりました。 お客さんに振舞(ふるま)うことが出来ません。 これはフィリピンでは非常に恥ずかしいことなのです。 街のお偉いさんも来て、なにも飲まず食わずで帰ったそうです。 そうなると宴会どころではなくなります、途中で中止ですよね。 リッキーの帰りが早かったのもうなずけます。 そんな、田舎の結婚披露宴パーティーでした。
 さてと、ネット料金を支払いがてら、オロンガポの散策にでも行ってきたいと思います。 それではまた。    


2007年1月9日(火) 晴れ晴れ
YAGI 社長 お世話になりました

 時間のない国フィリピン。 お前、更新時間が遅いからそんな前振り書いているんだろうって、まさにその通りです。 遅くなるには遅くなるだけの理由があるのです。
 きのう、オロンガポにネット料金の支払いに行くためバスに揺られておりました。 すると電話です。 タマさん からオロンガポへ行くなら帰りに hiroさん の家に寄ってくれというのです。 
 行きましたよ帰りがけに、タマさん、hiroさんと飲んでいると、やって来ましたY社長、大ガニを湯でて持ってきてくれました。 ごちそうさまでした。 しばらくして、ジロウさんという方もお見えになり話ははずむのです。 ジロウさんに関しては、愛な子 というHPを立ち上げていらっしゃるのでそちらをご覧ください、私もきのうのきょうでまだ拝見しておりません。 とても気さくな方でした。
 さてと、夜も更けて帰ろうかなと思ったら、Y社長が、俺の家に泊まっていけとおっしゃいます。 別に用事もない私は、アイリーンとともに社長のお宅におじゃましたのです。 スービック・ベイの中にある高級マンションです。 タマさんが送ってくれました。 社長も1人暮らしでさみしかったのでしょう。
 なんと、冷蔵庫の中は宝箱。 これでもか! とあるビール、今朝は5時に起きて宝箱の中のビールを4本も頂いてしまいました。 まさか気付くほどちんけな社長ではありません。 朝食に分厚いハムのステーキをいただき、ほんとうにごちそうさまでした、社長!
 そんなんで遅くなったのです。 あとは写真でお楽しみください。







 というようなわけです、彼女のことを鉄砲玉なんて言えません、私も出掛ければ鉄砲玉なんですよね。 そんなことで、また。  
 

2007年1月10日(水) 晴れ晴れ
陽気なとっつぁん

 早朝からとっつぁんが酔っ払い、歌を歌っている。 絡(から)まれなければいいなぁと思っていたら、いきなり部屋に入ってきて握手するなりアイラブユーだって。 アイリーンにきょうはとっつぁん、野良仕事はホリディなのかと聞くと、いつもホリディだよとすっとぼけた返事。 
 庭へ出てみると今度はとっつぁん、メイドのアイタ(先住民族)に絡んでいる。 ビコールワイフのサリサリの裏だ。 間違えてもビコールワイフにだけは絡まないようにしてくれ、おそらくぶん殴られるだけでは済まないぞ。 とっつぁんがワイフのガキ、マリカーを抱いて写真を撮ってくれと、しかたがないので1枚撮ってあげました。 酔っ払いのとっつぁん、田んぼはどうするんだ?
 ちょっと見ない間にひよこが増えている。 数えてみると6羽もいるじゃないか、この前の3羽とは違うのだろうか? まぁ増えるに越したことはない。 大きくなったら、どうせ犬殺しビコール一家に食べられてしまうのだろうが、それまで元気に生きてほしい。
 私の部屋の窓の下になにやら植物が植えてある。 きのうメイドのアイタとアイリーンの妹ラニーが植えたらしい。 大きくなったら花を咲かせるそうだが、この植物の名前は分らないそうだ。 メイドのアイタはアイリーンがご主人様だと思っているので、他の家族の命令には従わないそうです。 困った山ザル、アイタです。 もう4日もシャワーを浴びていないそうで、みんなは死臭が漂(ただよ)うと言っておりました。



 2〜3日前に、犬を焼く薪(まき)の横に藁(わら)が束ねてある。 見ていると、職人が竹に藁を編んでいくのです。 どうやらビコールのオンボロハウスの屋根みたいです。 出来上がった藁屋根を職人が取り付けます。 その下では砂地の上に、土台のコンクリート打ちをしています。 いつ完成するのかは分りませんが、いまよりはマシになるのでしょう。 犬料理で儲け家を改装する、これが真のフィリピンスタイルなのです。





 食いしん坊でわがままなアイタ、また食事でもしているのかと見てみると、おぉ、洗濯を一生懸命やっている。 早く掃除洗濯を覚えて、いち人前のメイドになりなさい。 前はビコールハウスのメイドだったアイタ、ビコールハウスではいったい何を教えていたのだ?
 自転車に黒ずんだバナナを積んで、バナナ売りがやって来る。 ひと山20本から30本で25ペソだ。 竹細工売りも竹細工をトライシクルにいっぱい積んでやって来る。 横から見ると2m四方は積んである。 これじゃ運転手は前も後ろも見えないだろう。 そんなわけで、きょうこそはバナナでも食ってのんびり暮らすぞフィリピンライフ。 
 

2007年1月11日(木) 晴れ晴れ
裏庭通信その5

 早朝に更新させていただきます! と断れば、お前またどっかにフラフラと出掛けるんだろうって、まさにその通りなのです。
 さてと書きますか、本日は裏庭の様子です。
 いろいろな出会いと別れがある裏庭。 本日は新しいお友だちの紹介です。 
 きのう、いつものように裏庭へ出てみると、みなれないカゴが置いてあります。 三角帽子のような大きなカゴです。 近づいて隙間から中を覗くと、なんと! 鴨(かも)が2羽もいるではありませんか。 ネギこそ背負(しょ)っていませんが、正真正銘の鴨です。 なんで鴨がこんなところにと考えてもしょうがありません。 ここはなんでもありの国フィリピンなのです。
 よく見るとカゴの中にタニシもいる。 鴨とタニシということは、田んぼでとっつぁんかビコールが捕まえてきたのか? いずれにしても、食べるために捕まえてきたことは間違いないでしょう。 もしかしたらこの写真で見おさめかもしれませんので、じっくりとご覧ください。 あっ! もしかしてタニシは鴨の餌かもしれないですよね。



 暑さのためか、大ブタはケツ丸出しで寝ています。 メス豚なんだからちょっとは考えて寝てくれ! とっつぁんが拾ってきた仔犬のバロは飼い犬になりました。 ノラ公ではないのでちゃんと鎖に繋がれて飼われています。 それとも逃げないように、犬殺しビコールが繋いでいるのでしょうか?
 きのう紹介したビコールの家の改装が完了いたしました。 なんなんだよ、ちっとも変わらないじゃないか、雨をしのげるようになっただけ、ただそれだけ。



 メイドのアイタ(先住民族)が部屋のモップ掛けに挑戦です。 私の部屋でモップを掛けているとき、なんか目がチカチカします。 おい! 漂白剤の入れ過ぎじゃないのか、漂白剤の臭いが部屋に充満しているじゃないか。 犬の毛焼きの臭いの次には、漂白剤攻めかよ、いいかげんにしろよまったく!
 たくさんのココナッツ、その実から発芽しているではありませんか。 どうするのと聞くと、田んぼに植えるのだそうです。 なんのために植えるのかは分りませんが、実を取りに来たサルでも捕まえるのでしょう。
 アイリーンがマンゴの皮をむいています。 それはいいけどでかいマンゴだな。 味は酸っぱくて、私は好きではありません。 その酸っぱいマンゴにあら塩を付けて食べるというのだから、おどろきです。 味覚が違うのだということで納得するしかありません。 なんだかんだと、アイリーンは1人で全部食べてしまったのでした。



 朝6時です、もう出掛けるしたくをしなくてはなりません。 こんな早い時間にどこに行くのかって、スービック・ベイにご滞在しているY社長のところへおじゃまするのです。
 準備のために カステリオスのタマさん が、オロンガポあたりで買い物をするというので、お付き合いさせてもらいます。 まずは、タマさんと待ち合わせのカステリオスに行かなければなりません。 もちろん バロイビーチ在住のhiroさん も、何時になるかは分りませんがご一緒します。
 またおおぜいが集まり、にぎやかな会になるのでしょう。 その様子は、明日報告します。 Y社長すみません、きょうもおじゃまさせて頂きます!
 

2007年1月12日(金) 晴れ晴れ
太っ腹の YAGI 社長

 きのう行って来ました、スービック・ベイ。 Y社長、ごちそうさまでした。
 オロンガポの北20分の街、カステリオスに住むタマさん の家に朝寄らせていただき、スービック市場、オロンガポ市場と買い物をして、スービック・ベイに滞在していらっしゃるY社長の高級マンションに伺いました。 
 お宅に着くなり、おい! 飯、とおっしゃるので、タマさん運転の車で、スパニッシュゲート向かいの、パンケーキハウスというファミリーレストランに行ったのです。 注文はといえば、太っ腹の社長さん、1番高いものを頼めだって。 まったく朝から開いた口がふさがりません。
 きましたよ、1番高いもの、朝からこれです。 ごちそうさまでした。



 さて、社長の家に戻り、宴会の仕込みです。 タマさんが調理場でトントンと包丁を振るいます。 見てください出来上がった料理、フィリピンでこの料理です。 やりますねタマさん。 皆さんが集まった頃料理は出来上がりです。 ささ、食べましょう飲みましょうで宴は始まります。
 みんなで飲んで食って盛り上がった頃、太っ腹の社長、絶妙のタイミングでカラオケに行こうだって。 人の心を読めるのかこの人は! と思うくらいのあざやかなタイミングです。 さすが社長、恐れ入りました。





 ネプチューンというカラオケ屋、そこでも飲み放題食べ放題、もちろん歌い放題、放題放題の太っ腹社長、ほんとうにごちそうさまでした。 そういえば、酔っ払い仲間の バロイビーチのhiroさん、かなり飲んだでしょう、カラオケ屋で寝てませんでしたか? 体調が悪かったのかな、風邪ひいていたみたいだし、仕事のしすぎかな? 体には気をつけて下さいね。 なんて、カラオケ屋を出るころには、私も酔っ払って寝てしまい、タマさんに家まで送ってもらったのです。
 タマさんほんとうにすみませんでした。  太っ腹のY社長、ごちそうさまでした。
 

2007年1月13日(土) 晴れ晴れ
「犬家」二代目 長男カロイ

 いつものようにキッチンで朝食を食べていると、調理場に黄色い花が置いてある。 なんなのあの花? と聞くと、かぼちゃの花だということです。 そういえば、いつだったか掲示板に、かぼちゃの花も食べるのですよと投稿があったのを思い出しました。 なるほどこれがかぼちゃの花なんだと、しばらく見ていました。
 しかし、こんな物を調理しても美味しくはないのでしょう。 見た目がカラフルできれいになるのでしょうか。 まあ、後で食べてみることにします。
 鴨のカゴの中にあったタニシ、バケツはからっぽで水しか残っていない。 鴨が食べたのかと、犬殺しビコールのガキに聞くと、パパが食べただって。 きっと酒のつまみにでもしたのだろう、鴨もきょう明日中に食べられてしまうのでしょう。 今朝の鴨の笑顔を見てやってください。
 犬殺し二代目、長男カロイ、犬焼きの修行でもしているのでしょうか、裏庭の調理場で火焚(ひた)きの練習をしています。 ビコールのもとでの犬修行、きびしい修行に耐えて早くいち人前の調理人になってくれ。 そう、君は「定食犬家」の暖簾(のれん)を継がなければならない人生なのだ。



 メイドのアイタ(先住民族)が洗濯ジャブジャブって、よく見ると食器を洗っている。 おいおい、洗濯場で食器なんか洗って、犬の容器じゃないんだぞ、知らん、知らんぞ! ここは見て見ぬふり、関わり合ってとばっちりはゴメンだからな。
 若い娘が4〜5人で家にやって来た。 なんだろうなと思っていると、鼻の下をのばしたリッキーが、私の部屋にあるコンポステレオを口笛を吹きながら運び出している。 いいかげんにしろよリッキー、まさかくれてやるんじゃないだろうな。 
 ヘロー、ヘローとマイクテストが始まる、カラオケにでも使用するのか、そんなことはどうでもいいが、うるさいから早いところ家から持ち出してくれ!



 本日は土曜日なので、ガキはオールキャストでお出ましです。 バカと気違いと悪の塊に囲まれた本日、はたしてのんびりと暮らせるのでしょうか? どんな攻めがあるのかはわからないが、部屋をロックして籠城(ろうじょう)していよう、なんて書いているとガキがなだれ込んで来たではないか! まあいい、なるようになる。
 

2007年1月14日(日) 晴れ晴れ
ハエたたきゲーム フライ・パン

 夜明け前に窓の外で赤ん坊の泣き声がする。 時計をみるとまだ4時前。 窓を開け見てみると、ビコールのオンボロハウスに横付けされたトライシクルの中から聞こえてくる。 ビコールの野郎ついに娘、マリカーを棄(す)てたかと思っていたら、アイリーンもあまりの泣き声の大きさに起き出してきた。
 赤ん坊が泣いている、どうする? とアイリーンに聞くと、猫でしょ! とあっけなく言う。 えっ! 猫? どう聞いたって赤ん坊の泣き声だぜと思っていると、アイリーンがあきカンをぶん投げる。 カンコンとトライシクルに命中、でかい猫がトライシクルの下からダッシュで逃げ出したのでした。 
 考えてみれば、赤ん坊を夜中に棄てるバカもいないか。 猫にだまされて始まる1日、きょうはどんな1日になるのだろうと思っていたら、また猫が舞い戻って来て鳴いている。 こんどはペットボトルの水をぶちまけるアイリーンでした。
 きょうはまた早めに日記を更新しなければなりません。 ということは、お前また朝から飲みに行くんだろうって、違います。 実はきのう、パソコンでハエたたきゲームをやっていたのです。 そしたらガキに見つかってしまい、パソコンを占領されてしまったのです。 ガキはきょうも日曜日で学校はお休みです。 朝から部屋になだれ込み、ゲームの続きをすることは間違いありません。
 ダメだといっても、聞く耳を持つガキではありません。 飽きるまでやらせるしかないのです。 そんなんできょうは早めの更新なのです。
 写真はきのう写したものと、スービック・ベイ、オロンガポの風景なんか掲載しておきます。 
 きのうコンポステレオを借りに来た若いピチピチギャル達、リッキーのあまりにも長すぎるマイクテストのために、怒って帰ってしまいました。 スケベなリッキー、少しでも長く引き止めておこうとの下心を見抜かれたのでしょう。 ばかなやつだぜリッキー。
 黄色いマンゴ、さわると軟らかいです。 熟しているのですね。 私には甘くて食べられません。 全部が実ではありませんよ、マンゴのまん中はかたくて食べられませんからね。



 ジョリビー、スービック・ベイのジョリビーです。 フィリピンならどこにでもあります。 いや田舎にはありませんね。 私がなぜパソコンでハエたたきゲームなんかしていたかといえば、フィリピンのアァストフードのスタッフに、かならずハエたたきを持ったスタッフがいるのです。 
 日本では考えられませんが、お客さんの目の前で、ハエをビシバシつぶしていくのです。 ジョリビーとは言っていませんからね。 それが現実なら、私は仮想の世界でハエたたきを楽しもうと思っただけなのです。 
 アイリーンが質入れしたネックレス、けっきょく私のお金で質だしです。 こんど質入れしたらもう知らないとキツく言っておきました。
 オロンガポマーケットのボコ(ココナッツ)ジュース、かたい皮をナタでけずって1個20ペソです。 私はあまり好きではありませんが、体にいいらしいです。 なぜ、皮をけずるのか不思議です。 べつにキリで穴でも開けて、ストローを突っ込んで飲めばよさそうなものですよね。 まさか見た目がきれいだからなんて、フィリピンですよ、ここは、そんなことあるはずがありません。


 
 いま朝の7時、もう来ましたよガキ。 早くフライ・パン(ハエたたきゲーム)をやらせてくれと、30分待ってくれとたのみこむ私です。 さてと、更新、更新。  


2007年1月15日(月) 晴れ晴れ
リッキー 35回目の誕生日

 きょうもどこかで温度計が壊れる、そんな1日が始まるのだ。 
 きょうはアイリーンの兄、リッキーの35回目の誕生日だそうです。 別に男35にもなってお祝いでもないのでしょうが、宴会だけは絶対にあるでしょう。 私からのプレゼントはジンの大瓶3本でいいなんて言っていましたが、あほんだれ リッキー! フィリピンでは、誕生日をむかえた本人がみんなに振舞うのだぞ。 宴会の酒といえばメインではないか、それをなんで私が買わなければならないのだ。 バカも大概(たいがい)にしろ!
 とは言っても、3本買っても日本円で400円だもんな。 めぐんでやるとするか、恨(うら)まれてもしょうがないし。 そういえばきのうの夕方、リッキーが大漁節を歌いながら帰ってきたのです。 ずた袋の中には魚がいっぱい、鯛やヒラメこそいませんが、川ざかなや沼ざかなが詰まっています。 タニシもいますよ、ということはきょうの宴会は、怪魚パーティーか?



 きのうは南の隣町サンナーシソ(SAN NARCISO)の市場に買い物に行ってきました。 海辺に住むアイリーンの弟、ランディーがトライシクルで家族を連れてきたので、出掛けようということになったのです。
 ゲームに熱中していたガキは、なにを色気づいたのか、シャーワーを浴びてから行くので待っていてくれと言います。 じゃ、浴びてきなさいと、シャワールームに押しやります。 甘いぜ、ガキ! 口のまわりがベタベタするぜ(甘いということの比喩です)。 ガキを放っておいて、とっとと出掛けたことは言うまでもありません。 



 買い物から帰れば喉が渇きます。 ここはひとつ、先日太っ腹のY社長から頂いた高級ワインでも開けて、市場で買ってきたエシャレットもどきとマンゴで乾杯といきますか。 ワインなんて珍しい物を飲んだことがないのでしょう、みんなが1杯くれ、1杯くれと、あっという間になくなってしまいました。 
 あとはお決まりのレッドホースビールとウォッカを買い込み、酔っ払ったのです。



 よく見かける肉まん、ありますよね。 肉まんについての情報を少々お話しいたしましょう。 フィリピンの田舎街で売っている肉まんの話です。 断っておきますが、たんに噂話かもしれません。 
 田舎街で見かける小さなハンバーガー屋さんやマーケットの中にあるホットドック屋さんなどに、よく肉まんがおいしそうに売っています。 現地の人はまず食べません。 なぜって、中身の肉が問題だからです。
 肉まんの中身の具は、現地の人が作って卸します。 牛肉や豚肉が100%なんていうことはまずありません。 必ず水増ししてあります。 その水増しする肉が問題なのです。 犬は高いのでまず使いません、じゃあなんの肉なんだとお思いでしょう。 実は猫、ネズミが主だそうです。
 コンビニの肉まんは、工場一貫生産での配給ですから大丈夫です。 しかし田舎街ではそうはいきません。 なんでもありのフィリピンです、気をつけましょうねフィリピンの肉まん。
 前にお断りしたとおり、たんに噂話かもしれませんが、でも現地の人が買わないのは事実らしいのです。 私も田舎街で肉まんを食べることはないでしょう。 こういうことは、知らないより知っていた方がいいでしょう、ねっ!    
 

2007年1月16日(火) 晴れ晴れ
フィリピン マジック

 きのうはアイリーンの兄、リッキーの35回目のどうでもいい誕生日でした。 まあ、定番の料理の写真を数枚載せておきます。 
 さあ宴会です。 私が参加したのは午後の7時ですが、リッキーの友だちは午後の2時から飲んでいました。 当然私が席に着いたころには、みんなぐでんぐでんです。 日本人が珍しいのか、絡(から)まれる絡まれる。 とてもしらふでは対抗できません、急ピッチでジンをあおり酔っ払わなければなりません。
 私を含めて7人で飲んだのですが、時計を見ていると10分でジンの大瓶が1本空になります。 30分も経(た)つと2人は完全にグロッキーです。 帰ると言い、歩くのはいいのですがフラフラです。 門を出て、帰ったのかなと思ったら、また戻ってきてジンをあおります。 タダ酒の魅力なのでしょう、恐ろしいことです。
 つまみは怪魚、うまくもなんともないのですが、食べた以上はうまいと言うしかありません。 そうするともっと食べろでしょう、さっき夕飯食べたからお腹がいっぱい、と言うしかありません。
 バカと付き合うこと2時間、こっちもすっかり酔っ払いのバカです。 あとは記憶が飛んで憶えていません。 朝起きたとき、なぜかパンツ一丁で目覚めたのです。 なんでかは記憶がないのでわかりません。
 そんなことできょうは二日酔い、と思ったら、なぜかすっきりさっぱりと冴(さ)えています。 フィリピンマジック恐ろしやですよね。





 今朝目覚め、パンツ一丁で窓を開けると久しぶりのいい空、写真を見て下さい、贅沢(ぜいたく)な空でしょう。 こんな空の下(もと)、はいご飯よなんて、ネコマンなんか出されたら、見もせずにうまいねなんて食べてしまうんだろうな。 
 ネコマンとは、こちらの田舎で売っている肉まんの中身が猫の肉ではないのかという噂から、ピーナ(フィリピン女性)が日本で使っている言葉らしいです。 josephさんから掲示板にカキコがあり知りました。 あまりにもインパクトが強烈で頭に残っていたものですから使わしてもらいました。 josephさんは食べたことがあるんだろうな、きっと。 josephさん、ごめんなさい!



 わがままでドジで食いしん坊で仕事をしない我が家のメイド、アイタ(先住民族)は、首になってしまいました。 理由はバカでどうしようもないということです。 おまけに近所で、飯を食わせてもらえないなんて言いふらしているらしいのです。 本物のバカ、アイタ、 山ザル、アイタ。
 山に比(くら)べればここは天国だろうに、また猿と暮らすがいいアイタ。 そんなわけで野生のアイタは故郷(ふるさと)に帰ることになりました。 日本のみなさんお世話さまでしたと、私から挨拶をしておきます。 もう文明社会にはくるなよ! さようなら アイタ。  
  

2007年1月17日(水) 晴れ晴れ
朝のサンフェリペ ビーチ

 早朝、新鮮な空気を吸おうと裏庭に出ました。 あれっ! どこかで見たようなクロンボがいる。 よく見るとメイドのアイタ(先住民族)じゃないか。 きのう山へ帰ったんじゃなかったのか?
 アイリーンに事情を聞くと、なんでも、またビコールハウスのメイドに戻ったらしい。 給金なしでいいからとたのみ込んだらしいのです。 そのかわり犬肉の食事を食べさせてくれ、ということみたいです。 なんというバカなアイタ、我が家でまじめに働いて給金をもらい、それで犬の肉でもなんでも買えばよかったのだ。
 まあ、みんなに愛想(あいそ)をつかされて首になったアイタだ。 またビコールワイフにこき使われてくれ。 そんなわけで、アイタは山へ帰らなかったのです。
 さあ飯でも食うかと思ったら、パンがないから買いに行くと言います。 それじゃあ私もということで、ビコールのトライシクルでパン屋までひとっ走り。



 パン屋に寄り、海でも見ていこうかということになり、トライシクルで3分も走ると、サンフェリペビーチです。 まだ肌寒い朝のビーチ、気持ちいいですね潮風! 
 もちろんホワイトサンドとはいきませんが、静かで、何もない田舎のビーチです。 朝の涼しい中、恋人同士がビーチでも散歩しているのかなとあたりを見ますが、ロマンチックなどないフィリピン、そんな人影などはありませんでした。 ゆっくり砂浜を30分ぐらいブラブラ散歩して、気持ちよく帰ろうとしました。



 ビコールが砂浜までトライシクルで迎えにきました、気が利くじゃないかビコール。 さてとトライシクルに乗り込み、はい出発と思ったら、重さのせいか砂にタイヤがとられて立ち往生。
 まいったなぁ、砂の少ないところまで押すしかありません。 砂があるから重いこと、なにも考えずに砂浜に入り込んだビコールの大ドジ野郎のおかげで、朝飯前にひと仕事かよ。 客にトライシクルなんか押させるバカがどこにいるんだよ! 
 そういうわけで台無しになった朝のビーチを後にして、家にもどりおいしいパンをいただきました。
 ガキは学校がどういうわけか休みなので、きのうは遅くまで起きていました。 したがってガキが爆睡中にビーチに行ってきたわけです。 ガキが起きてきたのでビーチの写真を見せてやると、なぜ連れて行かなかったと泣きっ面、あたりまえなのだ、泣きっ面を見るのが楽しくてやっているのだ。



 きょうも朝から大音量で音楽です。 きのうはきのうで停電でもないのにやかましい発電機を回しているし、いったいどうなっているのだ。 夜は夜で私の玄関先の専用テーブルで、毎晩宴会じゃないか。 夜中に窓をたたいて、一緒に飲もうよなんて誘わないでくれ! カラオケ、カラオケなんて言って、いったい誰がお金を払うのだ。 
 そんなことで、さあきょうも1日、愉快にいきましょう! 
    

2007年1月18日(木) 晴れ晴れ
これが ビコールの家だ

 すばらしい天気の朝にはいつもすっきりと目覚めるのですが、きょうは体がだるくて調子が悪い。 何もやる気が起こらないし気分も優(すぐれ)れない。 そのわけはあとでお話しします。
 きのう家の塀の外になぜかヤギが繋(つな)がれている、いったい誰のヤギなんだと思ってもみても、ヤギが答えてくれるわけでもないので放っておくしかない。 まさかヤギをつれてお散歩なんていうことはないでしょう。 誰がなんのために私の家の塀の外に繋いだのか、理解に苦しみます。 まさかいやがらせでもないでしょう。 家のヤギかなぁ、いやそんなことはない。
 ビコール一家が留守の間、家の中をのぞいてみました。 きったねぇ! よく住めますねこんなところに。 ビコール一家のメイドになったアイタ(先住民族)の寝室もあります。



 そのうち狩人ビコールは犬を担(かつ)いで帰ってきました。 メイドのアイタに命じて、針金で猿ぐつわをかませます。 足も逃げないように針金でグルグル巻きに縛ります。 バカのアイタはヨダレを垂らしながら仕事に没頭します。 お前らいいかげんにしろよ! いくら天職とはいえあんまりだぞ!
 お昼どきのビコールワイフの定食屋は、なぜか繁盛しているのです。



 さて、そんな気持ちの悪い物を見たあとは、久しぶりに酒でも飲もうと玄関先のテーブルに座りました。 ガキに食べられないように、旅行カバンに入れておいたスナック菓子をテーブルの上に用意して、酒を買ってきてくれとアイリーンにたのみました。 そうしたらヤダだって。
 なんでいやなのと聞くと、私の体が壊れるからだと言います。 まあ、それはそれで嬉しいのだけれども、私は今酒が飲みたいのです。 結局買ってきてもらえませんでした。 前の日だって、酒を抜けというので、ガマンして飲んでいなかったのですよ。
 自分の金で買ってくればいいじゃんとお思いでしょうが、酒は気分で飲むもの、そこまでして飲みたくはありません。
 もういいということで、私はふて寝をしてしまいました。 夕飯もそこそこに、水シャワーも浴びる気にはなれず、じっと部屋に閉じこもりです。 
 そんなわけで、最大の楽しみを奪われてしまった私は、どうもきょうは調子がイマイチなのです。 みなさんにグチをこぼしてもしょうがないのですが、フィリピンでの生活、まさか酒を飲むのに苦労するとは思いませんでした。
 こうなるともう隠れて飲むしかないですよね。 飲みますよ私は、いまから作戦を練(ね)ることにします。 冗談じゃない、酒を飲ませないと言うのであればこの地を去るしかないのだ!


2007年1月19日(金) 晴れ晴れ
夕日をバックの YAGI 社長

 きょうは調子がすこぶるいい。 なんなんだよお前はとお思いでしょうが、調子がいいものはしかたがないのです。
 きのう酒も飲めず朝からボケっとしていると、彼女の妹ラニーが部屋のモップ掛けにきました。 当然私は部屋の外に出ます。 モップ掛けが終わるまで玄関先でタバコでもと思い吸っていたら、リッキーが1杯飲む? と言ってくれました。 
 サリサリからジンを買ってきてくれて、リッキーと2人でジンを飲んだのです。 うまかったなあ、いいやつじゃないかリッキー。 そしてアイリーンが昼飯を運んできてくれて、みんなでおいしくいただきました。 きっとお酒の問題で私が元気がないので、兄弟で仕組んだ芝居なのでしょうが、そこまでやってくれるとは嬉しいですよね。
 午後になり、カステリオスのタマさんから電話です。 なんでも、太っ腹のY社長が急に海が見たくなったとのことです。 それで私の家から南へ2つめの街、サンアントニオのビーチに行くので、暇なら参加しないかとのことです。 もちろん暇なのでサンアントニオで待ち合わせ、ビーチに連れて行ってもらうことにしました。 さあ着きました、ここがサンアントニオのビーチです。



 炭火を熾(おこ)しバーベキューです。コックはタマさん、タマさんの奥さん子供さんもご一緒に来ています。 うどんやソーメンもあります。 材料はもちろんすべて太っ腹のY社長が用意したものです。 日本から持ってこられた麺つゆや、キッコーマンの醤油まであります。
 ジュースやビールにジンはもちろん飲み放題です。 飲んでいるうちに料理は完成です。 
 そんなことで、みんなで美味しく頂きました。 ごちそうさまでした! Y社長! 
 サンセット、きれいですね。 夕日も沈み暗くなり、浜辺でしばらく水遊びをして帰宅となりました。 Y社長、みなさま、お疲れ様でした。 また楽しい1日をありがとうございました。





 帰りにうどんとソーメンをお土産に頂きました。 しかし麺つゆがないぞ、いったいどこで売っているのだろう? 
 

2007年1月20日(土) くもりくもり
水牛の現地販売

 きようは土曜日、お休みの方も多いのではないかと思います。 珍しく曇り空で始まる朝、庭先では苗の積み出しのため、トラクターの準備です。 いってらっしゃい野良仕事。
 暇だからなんか刺激的な出来事を書いてくれよとおっしゃいますか? まかして下さい。 こんな休みで暇なときには、もってこいの出来事がやって来るようになっているのです。 それがフィリピン・マジックなのです。
 きのう裏庭が騒がしいので、表に出て裏庭へ行ってみました。 大勢の人がいます。 なにやっているんだろうと見てみると、ばかでかい動物の解体です。 また犬かって、犬ではありませんよ、こんな犬がいたらギネスものです。
 なんと角(つの)がご立派な水牛(カラバウ)です。 頭から見てみましょうか、どうですかビコールのハゲ頭じゃなくて、水牛の頭。 いい面構(つらがま)えしているでしょう。 水におぼれて死んだと言っていましたが、真偽の程は定かではありません。 水牛だぞ! コラコラ!



 アイリーンの妹ラニーが、1頭 23.000ペソで買い付けての販売らしいのです。 水牛をリヤカーに積んでビコールと仲間がトライシクルで運んで来たのです。 運ぶにあたり、足や頭はあるていど現場でバラバラに切断されます。 人件費とか考えてどの位儲かるのかはわかりませんが、けっこう儲かったみたいです。
 犬殺しビコールとその仲間、解体ならおてのもの、つぎつぎとさばいていきます。 解体をしていると、たくさんの人が噂を聞きつけて買いに来ます。 キロあたり160ペソとか言っていましたが、それが高いのか安いのかはわかりません。 このへんで1日働いて150ペソですから、それを思うとそうとう高いのかもしれません。 中にはめぐんでくれと来た人もいたとかです。
 火を焚(た)いて調理も始まりました、おいしそうなスープです。



 買い付けに来る人を見ていると、おやっ! 日本人じゃないのか? よく見ると、カステリオスのタマさん ではありませんか。 なんでこんなところに・・ なんて、タマさんはこちらのほうに用事があったので、ちょっと寄り道で遊びに来てくれたのです。
 肉を見ていたタマさん、1キロちょうだいとお買い上げ頂きました。 出来たての水牛スープをコップにもらい、タマさん飲んでビックリ、ひと言マズ〜イ! 私もスプーンで飲んでみました、う〜ん、とろけるマズさ、なんだコレ! 責任者呼べ! 
 いやがらせとしか思えない味、ニガいだけじゃないか、薬だってこんなに苦くはないぞ! せっかくのお客さんになんということをしてくれるのだ。 味の基本っていうものがあるだろうに。 味覚の違いだけではすまされないぞまったく。



 3才の子供さんと来て頂いたタマさん、しばらく玄関先で骨休めをしてお戻りになりました。 タマさん、水牛のお肉はおいしく頂いてもらえたでしょうか? こりずにまた遊びに来てくださいね。 こんどはなんのお肉になるのかわかりませんが、またお買い上げ頂ければと思います。
 おかげさまで、水牛は夕方までには完売いたしました。 水牛のスープを飲み、儲かったお金を持って男たちは女狩り、リッキーの女房は今朝泣いておりました。 
 そんなことで、少しは暇をつぶして頂けましたか? それではまた!     
  

2007年1月21日(日) 晴れ晴れ
水牛の足

 透きとおった青空のもとで、ビコールワイフが手鼻で鼻をかんでいます。 いつもののどかな1日の始まりです。
 きのうの日記に、水牛を2,300ペソで仕入れたと書きましたが、23,000ペソの誤りです。 ケタをひとつ間違えてしまいました。 日記のほうは訂正しておきました。 豚1匹が3,500ペソなのに、水牛1頭がそんな値段のわけがありませんよね。 失礼いたしました。
 水牛の肉はマーケットでも売っているそうです。 キロ200ペソ位だそうです。 牛肉とほとんど同じ値段みたいです。 機会がありましたら食べてみて下さい。
 そんなわけできのうはカラバウ尽くしです。 太い足を焼いて、肉を削って油で炒めます。 なかなか香ばしくてお酒のつまみにぴったりです。 アイリーン公認のもと、カラバウをつまみに玄関先でお酒を飲みました。 肉自体は牛肉と一緒ですよね。 まあ田舎では贅沢な食べ物だと思いますよ。
 鎖で裏庭に繋がれているはずの仔犬のバロが、なぜか玄関先にいるではありませんか。 でもなんか違うぞ、どうしたのこの犬と聞くと、リッキーの愛人宅の犬を持ってきたと言うのです。 まあ犬が殖(ふ)える分には賑やかになっていいのだが、1番喜ぶのは犬殺しじゃないのか。
 鳥殺しから初まり、最近動物殺しの腕に益々磨きをかけたビコール、天職を得たビコールの円熟した殺しのテクニック、街ではきっと一緒に住んでいる日本人がやらせているんだなんて噂になっているんだろうなぁ、ああヤダヤダ。





 おつまみの写真ですが、おつまみが出来上がった頃にはすでに暗くなって撮ることが出来ませんでした。 味はといわれれば、ビーフジャーキーのような味でした。   
 きょうは海辺に住む彼女の弟、ランディーの家でバーベキューをやるというので出かけてきます。 まさかカラバウではないと思いますが、台所では準備が始まっています。
 いつお呼びが掛かるかわかりませんので、この辺でアップしておきます。


2007年1月22日(月) 晴れ晴れ
ラワグビーチで海水浴

 給料日まであと少しですよ。 給料貰ったらパァ〜といきましょうパァ〜と、なんて考えてはいけません。 フィリピン人じゃないんですから、ちゃんと貯金をして計画的に使うようにしましょう。 
 アリとキリギリスのお話しで、夏場さんざん散財したキリギリスは冬場にえらい苦労をします。 ここフィリピンでは冬場がないのでみんなキリギリス的生活をして暮らしているのでしょうか。 冬場の意味が違うことは十分承知しておりますが、いざというときにはお金が必要になりますから。 お前に言われるまでもない、ということも十分承知しております。
 きのうは日曜日なのでみんなで海水浴に行ってきました。 アイリーンの弟ランディーの住む、ラワグビーチです。 私の家から北にトライシクルで30分くらいのところです。 何もない田舎のビーチです。 何もやることがないから、ランディーの女房のお腹には3人目の子供が出来ています。 他にやることがないのかよランディー。
 食べて飲んで寝るだけの海水浴ですが、小魚は捕れたて新鮮、しちりんで焼いたりマリネにしたりで食べきれないほど出されます。 肉は豚肉で、串にさしてバーベキューにして頂きます。 焼きナスなんかもあったりして、醤油をかければ絶品の一品、いいねいいね。
 海水浴客は私たちだけ、周りにホテルがあるわけでもなし、ましてや現地人が来るわけもなし、そんな砂浜でガキは遊び私は日陰でお昼寝です。 デザートにマンゴの大盛り、普段フルーツなど食べない私もうまいうまいと、酸っぱいマンゴに粗塩やオキアミをつけて不思議と食べられるのです。 青空の下では何を食べても美味しいですよね、みんなで奪い合いながら食べるのもいいもんですよね。
 だからといって、人の酒を湯水のように飲みやがってバカッタレが、途中でなくなっちまうだろうが、こんなクソ田舎で酒なんか売っていないぞ。 街まで出ないと買えないのをわかっていながらグビグビ飲むキリギリス、計画的に飲めよと思っても、計画の言葉がないフィリピンなのだからどうしようもありません。
 そんなことで酒は見事になくなってしまいました。 時間も時間だし、街まで酒を買いに行かせるのもかわいそう。 はい、お開きお開き、もう少しでサンセットですが、いつでも見られるからいいやと帰ってきたのです。







 疲れなかったかと言われればキリギリスとの1日、疲れました。 きょうは本でも読んで、のんびりします。 まずは一眠りから、それじゃあ おやすみなさい。 
 

2007年1月23日(火) 晴れ晴れ
トナカイの棲む秘境

 きのうアイリーンの兄リッキーが、夫婦でケチ女房の実家に里帰りしました。 なぜケチ女房かといえば、マーケットに行ったときなど必ず値切るのだそうです。 そんなわけで、みんなからケチ女房と言われるようになってしまいました。 
 小物を値切ったところで5ペソの世界です。 値切るときにはまとめ買いや、大きな買い物のときにしましょう。 小物なんて値切るだけ時間のムダですからね。 それに、ケチという称号まで貰ったのでは世話ないでしょう。
 その、ケチ女房の実家はルソンの北の避暑地、バギオよりももっと北のアブラ(ABRA)という山奥です。 バギオで涼しいなんて言っているくらいだから、そのはるか北の山奥ともなれば、これはもうトナカイの棲息(せいそく)する地域といっても過言ではないでしょう。 
 今度のクリスマスには、ぜひサンタクロースの衣装を身にまとい、トナカイに乗ってやって来てもらいたいと思います。 クリスマスまでのんびりしていていいぞリッキー、豚の世話は交代でするから心配するな。 大好きなパロパロ(浮気)は、そちらの山猿アイタ(先住民族)がお相手してくれるはずだ。 トナカイの肉でも食ってのんびり暮らせリッキー、さようなら!
 きのうの午後にケチ女房と出掛けたリッキー、アブラというエスキモーの土地に着くのは、きょうの夜中だというから驚きだ。 広大なフィリピン、まさか白くまやアザラシ、トナカイの棲息する地があったとは、まさに秘境と呼ぶにふさわしい国だ。



 何かないかと裏庭に出るがなにもない、ただ洗濯物が溜まっているだけ、こりゃ午後はポンプで井戸水のくみ出しやらされるぞ。 
 おぉ、まだ鴨が食べられずに生きている、奇跡か! 腹でも壊したか、犬殺しビコールめ。 ビコールワイフとアイタが不審な動きをしている。 クーラーボックスに何かを詰めて解体場へ運んで行ったのだ。 ちょっと後で見に行ったら、すでにボックスはなくなっていた。 期待させてごめんなさい、それだけです。
 新しい仔犬、名前をバクラウ(BAKULAW)と言います。 バクラウとはゴリラという意味です。 リッキーの愛人宅から持ってきた仔犬です。 愛人がゴリラに似ているので、ケチ女房が付けた名前でしょう。 なぜかもう一匹の仔犬バロと姿かたちが一緒なので、見分けが付きません。
 写真の犬の名前がバカラウになっていました。 バクラウですので訂正いたします。 いつもバカバカと書いているので、ついバクラウがバカラウになってしまったのです。 申し訳ありません。



 部屋に戻ろうとしたら、洗濯場で捉(つか)まってしまいました。 はい、ポンプのくみ出しです。 洗濯も終わり、夕方の豚の餌のために水を溜めておけと言うので、タライとバケツに豚のために水を張っておきました。 これも修行と思えば何の苦になるものかって、修行しに来たわけじゃないぞ私は!
 ふっと横に人の気配が、裏庭のカボチャの花を摘(つ)んでいる、というよりかっぱらっているのだろう、疲れているからどうでもいいのだ。 もってけ泥棒だ!



 やっと午前中が終わった、きょうはもういい、昼飯食べて横になるだけだ。 ケチ女房と出掛けたリッキーは、もう山歩きを始めただろうか? まあ、きょうの夜中でなければ到達しないところへ行ったのだ、想像するだけで疲れも取れるというものだ。
 そんなわけで、みなさんも地図片手に想像して楽しんで下さい。 
  

2007年1月24日(水) 晴れ晴れ
魔境を彷徨(さまよ)うリッキー

 いつも夏みたいな天気なのに蝉(せみ)の声が聞こえない。 ここには蝉はいないのだろうか? いてもいなくても構わないのだが、田舎に蝉の声はお似合いなのです。
 魔の秘境に旅立ったアイリーンの兄、リッキーとそのケチ女房から泣きのメールが届いた。 寒くてどうしようもない、食べ物が違う、野菜が違うって、あたりまえだろう、そこは地の果てなのだから。 買い物はマーケットまでジープで1時間、それも1日に1往復しか便がない。 もし帰りの便に乗り遅れればアウト、寒い中、翌日まで待つしかないのです。
 しょうがないだろうリッキー、そんな田舎のケチ娘と結婚なんかするからだ。 まあとうぶんの間そっちで暮らしていろ、考えれば私と同じじゃないか!?
 こちらでは、今朝はサンフェリペのマーケットへ買い物です。 大晦日に火事で全焼したマーケット向かいのお金持ちの家は、ふたたび大邸宅を建設中でした。 お金持ちはいいよなぁ。 
 さて我々貧乏人は、朝から10ペソ20ペソの買い物をするのに、500ペソ札なんか持っていったものだから、どこもお釣りがありません。 3〜4件回ってやっとお釣りのあるお店をみつけ、いらない物を買ってお金をくずします。 客のわりにはいつも品物が山積みのマーケット、売れなかったら売れるまで何日も置いておくのか、とくに食品などは選んで品定めして買わなければなりません。
 マーケットの建物の外にも露天市場が並びます。 露天市場は野菜が主です。 マーケットの中より安くて新鮮な感じがします。 その日に採れたものを並べてあるからでしょうか。 まあとにかく、10ペソ20ペソの世界ですからどうでもいいのですが。





 ビコールのところに出入りしていた、名前をコロという男が我が家のメイドになった。 男だから力があるだろう、という単純な理由で雇ったらしいのです。 まあ私にしてみれば、豚の世話とか、洗濯をそつなくこなしてくれればそれでいいわけで、別にとやかく言う筋合いのものではありません。
 マーケットから帰って来ると、洗濯をしているじゃないかコロ。 ちゃんと豚に餌もやってくれたみたいだし、ごほうびにタバコ1本と、マーケットで買ってきた3ペソのライターをあげました。 こんなもんでいいだろう、最初が肝心だからな。
 さて午後から何しようかな、きょうは暇な1日になりそうです。  


2007年1月25日(木) 晴れ晴れ
いろんなフルーツ

 きのうは午後からふたたびマーケットに買い物に行きました。 マーケットの裏にパン屋さんがあります。 色々なパンが並んでいます。 よく見るとピザなんかも売っていました。 なかなか田舎にはないんですよねピザ、いい発見をさせて貰いました。
 マーケットの中に、バーベキューセットと言うのでしょうか、炭と竹串と新聞紙を売っているお店がありました。 新聞紙は火を点けるために売っていると思いますよね、アイリーンに聞いたら読むために売っているのだと言います。 どっちでもいいのですが、ふつう炭屋にニュースペーパーを買いに来るやつがいるのかってことですよね。
 見慣れぬマシーンがあります。 ココナッツ屋にありました。 なんでもココナッツの中身をくり抜く機械みたいです。 白い部分をくり抜くのでしょう。 くり抜いた物を搾(しぼ)ってジュースにするのだとか言っていましたが、これも本当かどうかわかりません。



 そんなことで帰ってきて玄関先で飲んでいると、いつものように人が集まってきます。 どっかのおばさんがサンパーロという酸っぱい木の実を売りに来ます。 1袋10ペソです。 パリパリと皮をむいて中身を食べます。 枝を持って実をほおばると、繊維はきれいにとれます。 酸っぱい実をしゃぶり種を吐き出して1個お終いです。
 新しいメイドの名前はコロではなくコロコロだそうです。 お酒が好きで、私のお酒をグイグイとあおります。 人が集まりだすと着替えなんかして、メイドだぞお前は! まったく。





 そういえば秘境探検隊の隊長はどうしたのだ、メールがこなくなったぞ。 電気がなくてバッテリー切れか、それとものたれ死んだのか。 誰も心配なんてしていないから、そちらで一生暮らしてもいいぞ、きっと酋長くらいにはなれるのだろう。
 きょうも暇な1日になりそうだ、昼寝でもして涼しくなったら起きるとしよう。
 

2007年1月26日(金) 晴れ晴れ
白黒テレビ

 静かな朝が続いている。 それというのも、大音量のスピーカーの持ち主が魔境に旅立ったためだ。 きのうもきょうも連絡のないリッキー、どうなっているのだ。
 最近は田んぼの苗の植え付けで忙しいらしく、ビコールの犬の仕入れもお休みです。 毛を焼く臭いもなく快適な毎日です。
 玄関先で涼んでいると、忙しいはずのビコールが娘マリカーのしらみ取りです。 メイドのコロコロが草を持ってきます。 瓶の底で草をつぶして、マリカーの頭に塗りたくります。 なんでもしらみ退治に効果があるとのことですが、ビコールワイフが来て烈火のごとく怒っていました。
 ビコールハウスにおじゃまします。 メイドのアイタ(先住民族)がくつろいでいます。 ビコールワイフがコーヒーカップなんか出して、お茶でも入れてくれるでしょうか。 お湯を注いではい出来上がりです。 ワイフとアイタがおいしそうに飲んでいました。 なんちゅうもてなし方じゃい!
 テレビが点いていましたがなんと白黒テレビです。 電波が悪いのか、アンテナがいまいちなのかは分かりませんが、白黒で楽しんでいました。 テレビがあるだけまだましなのでしょう。
 裏庭にはトマトの苗木が育っていました。 ちょうど、と殺場の横です。 メイドのコロコロが植えたみたいですが、もっと健全な場所に植えてくれよ、私は食べないからな。





 今朝は隣街、サンナーシソのマーケットに行ってきましたが、どこも一緒ですね。 目新しい発見は何もありませんでした。
 アイタがビコールハウスに石を投げています。 ビコールが冗談ばかり言うので頭にきたらしいのです。 アイタに冗談なんか言っても通じるわけないだろうビコール。 アイタもバカならビコール、お前もバカか。
 

2007年1月27日(土) 晴れ晴れ
勉強を知らない子供達

 もう土曜日、早いですね一週間っていうか、もう1月も終わりじゃないですか。 私なんか昼間っから酒を飲んでりゃ1日終わりですからね。 まあなんと思われようが、そのためにフィリピンに来たわけですからこれでいいのです。
 きのう行った隣街、サンナーシソのマーケット、表側の写真でも載っけておきます。 なにもないですよ、オンボロ貧乏トライシクルドライバーが、客を待っているだけです。 近場であれば1人10ペソで運んでくれます。 10ペソでよくやっていますよね。 部屋で寝ていたほうがよっぽどいいと思うのですが。
 となりのサリサリのマンゴの木に、たわわな実が生(な)っています。 まだ青いですから食べられません、いやもう酸っぱいのかもしれません。 時期が来たらもいで食べるそうですが、お裾分けしてくれるのでしょうか。 いつもサリサリで買い物をしているのだから、くれなかったら怒るよプンプン。
 最近はツケで買い物をしているみたいだから、ツケを清算しないと持ってこないだろうな。 だいたいが私の酒代だから、私がお金を入れたときに支払うのでしょう。 そういえばもう月末じゃないか、また羽が生えた1万円札が5枚飛んでいく。



 たまには鴨も運動が必要なのでしょう。 カゴから出された鴨は、食べられるとも知らず元気にお散歩です。 その横ではビコール一家が憩(いこ)いのひとときを過ごしています。 きっと鴨の食べごろでも考えているのでしょう。 食べることが1番の楽しみなのだからしかたありません。
 海辺に住むアイリーンの弟ランディーが、米を積んで来ました。 いまの時期、田んぼに植えるための苗を作るのでしょう。 水に浸して発芽させるのですが、その水が腐って臭いの何の、私の部屋の窓辺では絶対やるなよ。 



 きょうは学校が休みなので、ガキがゲームをやらせろと朝からしつこくつきまといます。 しょうがない、日記をアップしたらやらせてやろう。 オフラインの単純なシューティングゲームです。 こんなものばかりやっていたら、大バカのオタク少女になってしまうのだろうが、知ったことかですよね。 外で遊んでもこの暑さじゃ大バカになるのだろうから、どっちでもいいのです。
 でもお勉強が1番だってことは、あたりまえですよね。 
 

2007年1月28日(日) 晴れ晴れ
原野商法

 きょうは日曜だというのに、どこにも出掛ける気配がありません。 部屋で持久戦だぞこりゃ。 なんか今朝赤いTシャツを着てリュックを背負った日本人らしい人がこちらを覗いていたが、気のせいかな、まさかこんな田舎に日本人がいるわけないか。
 きのうも玄関先でウォッカをチビリチビリやっておりました。 つまみのスナックは「おいしい」というふざけた名前のカッパえびせんです。 チリ味で本物とはちょっと違うが、まあつまみですからこんなもんでしょう。
 しばらくすると、アイリーンが肉を炒めて持って来ました。 学校の給食で使うような銀色の皿にのっています。 何の肉と聞くと、牛肉と答えます。 あっそうと食べてみましたが、なんか違うぞ、少し苦くないか? べつに何の肉でもいいのですが、噛み切れなくてペッと吐き出すと、待ってましたとネコが食べます。 無駄のない生活、いいじゃありませんか。 
 水牛の肉なんかつまみに出すなよ! 酔っ払っていてもそのぐらいは判るぞ、しかしあくまでも牛肉で通すアイリーンでした。



 ガキがパソコンゲームに飽きて出てきました。 というより、スナック目当てに出てきたのでしょう。 全部たいらげて満足そうです。 メイドのコロコロが掃除をして集めたゴミに、ガキが火を点けます。 燃え盛る炎にガキはご満悦、炎の中に飛び込んでくれればなおよかったのだ。
 酔いも進み、いい土地があるから見に行こうよとビコールが言います。 酔っ払いで暇な私は、わけもわからず付いて行くことになったのです。



 ビコールのトライシクルで南へ2分、川沿いの整地もなにもしていない土地に案内されます。 見て下さい、大木や雑草が生え放題のお買い得な土地。 周りにはもちろん何もありません。 川までは道のない急斜面を下って行くのです。
 値段なんて聞きもしません、早く帰りたいの一言のみ。 帰ってからは飲みなおし。 なんでもとっつぁんが所有の土地らしいですが、豚小屋でも作って育ててほしいと思います。
 ホテルでも建てればって、お前ら豆腐の角に頭ぶつけて死んじまえ!



 急遽(きゅうきょ)ラワグビーチにピクニックが決定しました。 海辺に住むランディーの家でバーベキューです。 さあきょうは楽しむぞって、部屋の中ではガキが大泣きです。 さっさと出掛けることにします。   


2007年1月29日(月) くもりくもり
パパイヤの木

 今朝はめずらしくどんより曇って、肌寒い風が吹いています。 きのうの夜は久しぶりの雨で、寒いくらいでした。 きのうラワグビーチに行く予定だったのですが、彼女の弟ランディーの妻が、今月出産を控えているので中止となりました。 そんなわけで、きのうも家の周りをブラブラしておりました。
 この前裏庭で発芽していたココナッツの実がありましたが、なぜかビコールの家の横に植えてありました。 10本くらい並べて植えてありましたが、こんな狭いところに植えて、大きくなったらどうするのでしょうか。
 天にそびえ立つように伸びた木、いったい何の木なんだろう。 枯れてしまったのかむしり取ったのか、葉っぱがない。 てっぺんにちょっとだけ葉っぱのようなものがある。 魔よけの木なのだと理解するしかない。



 魔よけの木はどうやらパパイヤの木らしいと判明した。 アイリーン博士が言うことだからあてにはなりません。 横にパパイヤの幼木がありましたので、魔よけの木とくらべてみてください。 木というよりはまだ、草って感じですよね。 枯れきったような魔よけの木には、たくさんのパパイヤが実を付けるそうですが、私は見たことがありません。
 ビールを飲んでいるとおつまみにフライが出てきました。 チキンにかぼちゃ、ナスなどのフライですが、あっという間にガキの口に入りお終いです。 もちろん2つ3つ、つまみましたがフライは美味しいですね。 こんどは天ぷらでも出してくれると嬉しいのですが。
 暗くなりバロット売りのおばさんがやって来ました。 あひるのふ化する前の卵をゆでたものですが、誰も買いません。 日本でいえばゆで卵を売りに来たようなもんでしょう、そうそう買わないですよね。 温かいうちが美味しいみたいですが、売れ残ったらどうするのでしょうか。 翌日また温め直してうるのでしょうね、きっと。



 きょうは涼しい1日になりそうです。 お出かけ日和(びより)なのでしょうが、別にこれといって用事があるわけでもなし、お呼びがあれば出掛けますか。


2007年1月30日(火) 晴れ晴れ
ジン 27ペソ

 今朝はヤギをつれて散歩している人を見てしまった。 犬の散歩ならわかるが、ヤギの散歩には驚きだった。 それでヤギをどうするのかと見ていたら、草のあるところに繋いで置いてきぼりにしていくのでした。 何を考えているんだかフィリピン人。
 きのうは過ごしやすい涼しい1日でした。 午前中、隣街サンナーシソのマーケットへ買い物に出掛けました。 いつものマーケット風景です、何も変わったところはありません。 月曜日のせいか、マーケットはガラガラに空いていました。
 アイリーンと妹ラニーがオロンガポに買い物に行くと言います。 いま買い物から帰って来たばかりなのに、なんでまた買い物かと思いますよね。 実は私が来月分の生活費、5万円を渡したのでさっそくお出かけというわけなのです。 
 私も行こうと誘われますが、美容院に寄るというので、こりゃ待たされるぞと思いやめました。 それに、買い物の荷物を持たされたのではたまりません。 そんなことでアイリーンとラニーは出掛けたのです。
 久々に、ゆっくりとお昼寝をしました。 そのうちガキが学校から帰ってきて、何が面白くないのか、おもいっきり部屋のドアを蹴りつけます。 ドアを開けると、はい、コーヒーだって。 バカかお前は、そんなコーヒーの持ってきかたがどこにあるのだ。
 コーヒーなんかどうでもいい、酒を買って来いとアイリーンの財布からお金を渡そうと思い財布をのぞくと、なんと23ペソしかない。 ジンが27ペソだから4ペソ足りない。 足りない分はガキに出してもらうしかありません。 アイリーンがオロンガポからデカいチョコレートを買ってくるからと4ペソだまし取り、やっとジンを買ってこさせました。
 玄関先でアイリーンとラニーを、ジンを飲みながら待つことにしました。 そしたらメイドのコロコロが来て、ジンを飲ませてくれなんてふざけたことを言います。 まさかいやとは言えません。 少しは遠慮して飲むんだろうなと思っていたら、ビコールまで一緒に飲ませてくれとやって来ます。
 あっという間にジンはカラッポ、部屋に戻ろうとすると、ビコールがもっと飲もうと言います。 お金がないからと悲しそうな顔をして断ると、ビコールが自分のお金で買ってくると言います。 しめしめと赤い舌を出して笑った私でした。
 そんなことで大宴会をやっていると、アイリーンとラニーが荷物を抱えて帰ってきました。 メイドのコロコロは荷物持ちに走ります。 そして夕飯です。 カップ焼きそば1個でしたが、酔っ払いの私は文句も言わずおいしく頂きました。




 
 しかしオロンガポから持ち帰った大量の荷物はなんだったのだろう。 私がもらったのはナガラヤというスナック菓子3袋だけだ。 結局、きのうは美容院には寄らずに帰って来たみたいだ。 今アイリーンは美容院へ行くと言って出掛けてしまったが、私の昼飯はどうなってしまうのだろう。
 まあいい、昼にガキが飯を食べに帰ってきたら、私の分もラニーに作ってもらおう。 お金を持つと家にいなくなるというのは困ったものだ。
 

2007年1月31日(水) 晴れ晴れ
闘鶏用ニワトリ

 裏庭で豚が鳴いている。 メイドのコロコロが餌でもやっているのだろう。 餌を食べるときだけ元気な豚だ。
 きのうはヤギの飼い主を突きとめるために、玄関先で張り込みをしていました。 ジンを片手にヤギを眺めます。 しばらくすると、隣りのサリサリのあんちゃんが出てきました。 ヤギを繋いであるところへ行き、なんとヤギをお持ち帰りです。 身近なところに犯人は潜(ひそ)んでいたのです。
 先日、私の家の前に繋がれていたヤギも隣りのヤギだったのでしょう、なにもハイウェイ沿いに繋がなくても、その辺にいくらでも草なんか生えているじゃないか。 きっとヤギを自慢したかったのでしょうね。
 ヤギ事件もカタがつき、ビコールのカラオケ屋に行ってみることにしました。 相変わらずの汚さに閉口します。 でも下がセメントで固められて、壁も色を塗ったみたいです。 ホステスは出勤前ということで、ビコールワイフの恐ろしい顔を見ながら飲んでいました。
 飲んでいると鍋に入った、なんの肉かは知りませんが、買いに来る人がチラホラいます。 お金を払わない人もいました。 なんでもツケなんだそうです。 それがフィリピンスタイルの買い物だとアイリーン博士は豪語しておりました。 どうでもいいけど、サリサリで私の酒を買うのにツケをするのはやめてくれ。



 それで、トライシクルドライバーのマローンの家に用事があるので行くことになりました。 何の用事かは分かりませんが、おばさんと何やら話をしていました。 庭を見ると、デカいニワトリがいます。 これが闘鶏用のニワトリです。 そういえば、マローンはたまに景気のいいときがあります。 たしか闘鶏で儲けたとか言っていました。 そのニワトリですねきっと。
 そんなことで、ふたたびビコールのカラオケ屋に戻り飲んでいたら、また人が集まってきます。 はいはい、お開きということで外に出ると、オカマのお嬢さんたちがお出迎えです。 なんでお前らまでタカりにくるのだ! そんなことで玄関先に落ち着いたのでした。



 今年の最初の月もきょうで終わります。 日記を読んで下さいました方、ありがとうございます。 応援、助言して下さいました方、ありがとうございます。 また来月もこの調子だと思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。 
  


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