日記　2010年 10月　 　 　

　きのう部屋を掃除していれば、パソコンが１台ありません。　壊れた、古いノートパソコンですからどうでもいいのですが、訊けば海辺に住むランディーが持っていったと言います。　ランディーの奥さんは、小学校の先生です。　パソコンの授業に使うのだそうです。　まてまて、アダルト満載のパソコンだぞ。
　Ｄドライブに入れてあるので、見つかることはありませんが、なにかの拍子にということもあります。　午後から、データの削除に海辺へ向かいます。　壊れたパソコンですから起動しないだろう、と思い、車を走らせます。　着いて、パソコンの電源を入れれば、あれッ、起動しますよ。
　思いつく限りのプログラムを削除します。　最後に、アイコン３個だけの、シンプルなパソコンになりました。　もう、どこをいじっても大丈夫です。　ビールとラーメンをご馳走になり、家へ戻ります。　夕方、戻れば、またお前らか、少しなら付き合います、とビールを飲みます。　私も飲んでいい、とアイリーン。
　もちろんいいですよ。　女の方も２人いました。　その１人が、日本人とお付き合いしたいと、どうですか、部長さん。　私の家の近所の方で、２９才、夫とは死別、男の子が１人と条件通りでしょう。　暇なときにこちらに来て頂ければ、いつでも会いに来ると言っています。　
　メールが使えませんので、個人的なことですが、掲載させて頂きます。　そのあと、大事件が。


　　　　

　みんなで気持ちよく飲んでいれば、突然カラオケ屋を襲う、ボムッという音。　なにかが炸裂したのです。　どうした、みんな大丈夫か、客にはケガはないか、何事なのだ一体。　瓶のかけらが飛び散っています。　トイレに行っていたドライバーが、駆け込みます。　リッキーは調理でいません。
　炸裂した破片が、私の足に当たったのでしょう。　スネの下からの、見事な出血です。　私はいい、けが人はいないかと、あれッ、私だけですか。　みんななんともありません。　こういうのを、貧乏くじを引いたというのでしょう。　救急班が、消毒薬と薬を持ち手当てをしてくれます。
　こら、便所の水で、足を洗わないでくれ、アルコールの消毒だけで十分だ。　原因は、アイリーンがビールを落としたことにあります。　炭酸の入ったビールです。　割れれば破壊力はあります。　それで、部屋に担ぎ込まれ寝かされます。　救急班は、コーヒーなんかを飲んで、くつろぎます。
　で、私の部屋のパソコンのアダルトを見たいと、何で知っているのだお前らは。　私の部屋で、まあ見なさいと、私は別室へと移ります。　トイレに行けば、天井に雨だれが、誰だ、ウォシュレットを掛けたのは。　そんなことで、スネは大丈夫です。　大事件でもないですよね。

　土曜、日曜と遊び呆けまして、日記が書けませんでした。　土曜は、朝から飲んでしまい、なにも出来ません。　日曜は、アイリーンが仕入れに行くといいます。　ジープニーのドライバーが運転してくれるということで、ならば行くかお前ら、です。　仕入れだけでは済みません。　おやッ、マリカー、お前も行くのか。
　オロンガポで両替をして、スービック・ベイへと向かいます。　カマヤンビーチに着けば、護岸に魚が餌を求めて泳いでいます。　ホテルの裏手には、ビーチも広がっています。　バンカーボートで繰り出せば、イルカちゃんにも触れるし、乗っている写真もありましたから、乗ることも出来るのでしょうね。
　ホテルのフロントで、パンフレットをもらい、値段を見れば、１部屋4,500ペソですか。　まあ、こんなものなのでしょう。　帰りに、魚を見ていると、ケツを押すバカがいます。　危ないだろう、落ちれば、魚の餌になってしまいます。　後ろを見れば、なんだマリカーか、一緒に落ちて、魚と遊びたいのか。
　帰りに小腹が空き、ラーメン「タマ」で食事でもと寄ったところ、あれッ、屋台がありません。　病気なのかタマさん、と料理長の家へ走ります。　家の中から線香の臭いが、呼んでも出てきません。　裏庭から、入らせてもらいます。　なんだッ、タマさんの幽霊か亡霊か、ぽつねんとタバコを吸って立っています。
　触れば実体があります。　なんだ、呼んだら出てきて下さいよ。　話を訊けば、土曜日曜は学校が休みなので、ラーメン店もお休みなのだそうです。　それなら、頭も身体もお休みですよね。

　
　

　車庫が完成しました。　見事なカーポートだ、リッキー。　よくもこんな単純な事を考えつくなあ。　ところで、台所はどうした、毎日、鋸（のこぎり）でギーコギーコと板を切っているが、いったい何を作るつもりなのだ。　まあ、何でもいい、失敗したら撤去しろ。　さて、お店はどうした。
　おおッ、見事なショーケースだ。　ところで、どこからＢＢＱを取り出すのだ。　ショーケースの後ろは鉄格子だぞ。　見栄えだけではダメなのだ、使いやすさ、そう機能性が必要なのだ。　まあいい、不便であれば、スナック菓子でも入れておけばいい。　しかし、考えて物事はやりましょうね。
　メイドが来ません。　完全な人手不足です。　メイドの住むビーチへと車を走らせます。　ビーチの真ん前が、メイドの家です。　大家が居て、家を買わないかと言います。　見るだけはタダなので、物件を見せてもらいます。　狭い砂地に竹の小屋、井戸水にトイレ、電気はあるようです。　海の家の管理されたところです。
　ビーチには、１分、ビーチは使い放題です。　値段はと訊けば、８万ペソだそうで、投資にはいいのでしょう。　もちろん、敷地内での建て替えは自由です。　そのままでも住めますが、海の家ですからね、日本の兎小屋よりは広いですよ。　２０万日本円弱で、オーナーになれます。　安いのか高いのか、私の家から５分ですから、私は買う必要もありません。
　オファーが５件あるそうで、ならば、なにも１２万ペソを８万ぺソにして、私に売ることもないだろう。　ということは、５万ペソまで叩けるのでしょうね。

　今朝、店を閉じたのが、午前５時です。　焼場のおばさんも、３時まで頑張っていました。　当然、朝、起きられるわけもありません。　アイリーンは、銀行に行くと出かけてしまいました。　店番がいません、いいでしょう、午後からボチボチやりましょう。　売り上げ云々ではありません、身体を壊してはなにもなりません。
　で、身体を壊した、バカタレリッキー、鋸（のこぎり）のおが屑を吸い込み、調子が悪いと。　だから、台所の改造など止めろと言っているのだ。　なんで朝の５時まで、私が店の手伝いをするのだ。　お前の女房のケチの手伝いをだ。　まあいい、店には酒があるからな。　しかし、忙しかったですよ。
　燃えやすい性格のフィリピン人です。　酔っ払い、ちょっと踊りながら、店にビールでも取りに行けば、みんな総立ちで乗ってきます。　いやはや、火を点けるとはこういうことなのですね。　火が点けば消火は無理です、森林火災みたいなものです。　頭の中の火ですから、対処出来ません。
　おやッ、みなしごタリン・チェン。　マミーは、って、お前のマミーは台湾にいるだろう、アイリーンは、お金持ちだから都市銀行に行ったのだ。　なんで平日なのに家にいるのだ、なにッ、午後からの登校だと、勝手にしさらせ。


　

　きのう今日と、焼場のおばさんが休んでいます。　メイドも出て来ません。　炊事洗濯、掃除に仕入れ、仕込みまでアイリーンとケチ女房でやらなければなりません。　ミンダナオから、メイドを２人呼ぼうかなと言います。　なぜミンダナオなのだ、と訊けば、逃げられないでしょうと、それはそうだな。
　日曜日に、マニラの空港に迎えに行くといいます。　しょうがありませんよね。　メイドは独身がいいのだそうです。　なぜ、と訊けば、みんなお金がないとのこと、旦那がいないぶん、働かなくては喰えません、ふ〜ん、それもあるな。　そうすると、こんどのメイドは独身のピチピチなのでしょうか、期待が持てます。
　若鮎の様な姿態に、艶（なま）めかしい身体。　旦那様、ビールをお注（つ）ぎいたしましょうなんて。　そうかい、じゃあ注いでもらおうかと、トクトクとビールを注いでもらっているときにアイリーンが部屋に、なにやってるう、と修羅場になりますよね。　妄想もほどほどにしなさいと、その通りです。
　掲示板の返信が出来ないでいます。　掲示板が開かないのですから、待つしかありません。　ヤフージャパンも開きませんので、自分のＨＰの更新でやっとなのです。　調子のいいときは返信致します。

　　　　
　　　

　飲み続けの毎日で、身体がまいっています。　金曜日に、hiroさんと、ランドさん がお見えになりました。　ＢＢＱだと、海へ繰り出します。　身体にいい焼酎だとhiroさんが、セブンイレブンで買ってきてくれました。　飲めば身体にいい訳がありません。　翌土曜日は二日酔いです。
　まあ、旧友ですので、バカ話で盛り上がりました。　土曜日の午後に起きたのでしょう。　庭を見れば、ジープニーが止めてあります。　どうしたのだ、このジープニーはと、アイリーンに訊けば、借金の担保に取ったのだと。　すごいことをするよなあ、じゃあ試運転で海にでも行くか。
　ドライバーを呼び、点検させて問題ないとなり、いつものビーチへ行きます。　海は広いな大きいな、行ってみたいなよその国、と、ここはよその国なのですよね。　ジープニーの貸金は、渡航代だそうです。　１年後の支払いです。　払えなければジープニーは、私の所有物となります。
　ジープニードライバーの弟子にでも貸して、運転させれば、１年は稼げるわけですよね。


　

　きのう、日曜日の早朝、アイリーンがメイドを迎えに行くと、バスでマニラへ出かけます。　いつ帰って来るのか、いまだに戻りません。　人手不足で、店は昼間閉じています。　なんとか、焼場のおばさんも来ていますので、夕方からの営業になっています。　そして、きのうの夜。
　ビールでもと店に取りに行けば、客の喧嘩です。　ビールをテーブルに置いて、止めに入ります。　ケチ女房が、危ないから離れていなさいと、腕ずくで私を店の外に出します。　乱闘かと思ったら、止める人間がいて、口喧嘩で済みました。　それはいいけれど、私のビールだけが落下して割れています。
　飲み屋に喧嘩は付きものです。　日曜の夜で、混んでいましたので、いざこざもあります。　ポリスは来るのかと客が訊きます。　口喧嘩ごときで、呼びはしません。　リラックスして飲みなさいと、新しいビールを持って部屋に戻ります。　リッキー刑事が、のこのこと出てきます。　何をやっているのだ、ぐうたら刑事。　一件落着だぞ。
　アイリーンが戻るまで、ビールでも飲んで待つことにします。

　　

　アイリーンがメイドを連れて戻ってきたのが、きのうの午前３時です。　アイリーンのいとこだそうで、若い娘さんです。　戻ってくるなり、お腹が空いたと、台所で飯を食べるアイリーンとメイドです。　ふしだらな下半身のリッキーも起きて来て、話をしています。　飯を食べたら一眠りして、メイドの生活が始まります。
　きのう、昼飯を食べて、ビールを飲んでいると、日本人が来た、とリッキーが呼びに来ます。　こんにちは、初めまして、と挨拶をすると、去年も来た方だと言います。　アイリーンは憶えているといいますが、私はどうも思い出せません。　失礼をお許し下さい。　それと、たくさんのお土産を、ありがとうございます。
　まあ、ビールでもと、お酒を飲みます。　子供達には、キャンディやチョコまで、申し訳ありません。　免許証の話になったのですね。　なんでも、日本から国際免許証を持参したといいます。　それで、トライシクルを運転して、海に行きたいと言います。　問題ありません、ランディーのトライシクルがあります。
　ランディーと２人で、というわけにはいきません。　私が、サイドカーに乗ることになります。　ビールなんかを詰め込み、日本人の方の運転で、ビーチへと向かいます。　途中、クセのあるバイクだ、ということで、運転はランディーに替わります。　ビーチに着き、乾杯です。
　ランディーの娘達にも、チョコやお菓子を配ってくれます。　これが、ビーチに来る目的だったのかな、まあ、また機会があり暇でしたら、いつでも寄って下さいね。　

　おや、見知らぬ人が、ジープニーの点検をしています。　アイリーンに訊けば、本日からジープニーの営業を始めるのだそうです。　ガス代と、つり銭を渡して、営業の開始です。　初日ですので、ランディーが助手席に座ります。　ここからイバまでの３〜４往復です。　学校が多いので、利用するのは学生でしょう。
　メイドの名前はタタ。　１９才の独身娘です。　昼間の仕事が終われば、夕方から店を手伝ってくれます。　カラオケなんか歌って、ストレスを解消しているのでしょうか。　声量はありますが、いまいちの歌です。　まあ、なんとか仕事をしてくれて、居ついてくれればいいのですが。
　アイリーンとケチ女房が、すぐに帰ると仕事を放っぽりだし、車で隣町のマーケットまで行きました。　行けば帰ってきません。　何時間かして帰ってきました。　遅いな、何をやっていたのだと言えば、車の黄色い警告ランプが点いて、動かなくなったと言います。　あったか、黄色い警告ランプなど。
　それで、トラックのドライバーを呼んで、直してもらったと。　そこまで壮大な嘘をついていろ、その割には、お土産が、マクドナルドなのですよね。　ま、いいや、明日警告ランプの黄色を見てみます。

　 　

　思いっ切り怒られている、みなしごタリン。　どうしたのたと覗けば、舌にピアスをぶち込むという、これまた凄いパフォーマンス。　怒られて当たり前だ。　タンピアスと日本では言うのでしょうか。　まさか、あっちの方まで、ピアスをぶち込んでいないだろうな。　検査が必要ですよね。
　なぜか、パソコンが使えません。　台湾のラニーと話すから、貸してとのこと。　まあ、いいですよと貸せば、プリペイドがなくなるまで使っています。　いいかげんにして下さいね。　電波があれば、パソコンは楽しいものです。　暇になるのは私です、で、舌に針でタンピアスでもと、痛くて出来るわけないだろう。
　朝からビールを飲んでいれば、車のカギを持ってきてと、持って来ましたと言えば、運転してと。　ガキどもがなだれ込み、収拾がつきません。　２〜３ヶ所廻り、家へと戻ります。　オロンガポのジョリビーに行きたいよと、ふとどきなガキどもです。　私が運転するからと、アイリーン、やめておけと車を家に。


　

　きのう、営業を終えたジープニーが戻って来ました。　ガス代、人件費、経費を引いて、アイリーンの手元には、３００ペソの現金です。　まあ、そんなものでしょう。　それで、菓子パンを買いに行くとなりました。　ジープニーの長椅子に寝そべり、パン屋へと走らせます。
　ウトウトしていると、なんか騒がしいではありませんか。　学校の前で、学生が乗ってきたのです。　次々と乗ってくる学生に、席を空けなければなりません。　寝てはいられませんよね。　で、どこまで行くのだ、パンはどうするのだ。　２〜３キロ走り、帰りにパン屋だそうです。
　女子学生だけでいい、薄汚い男子学生は乗せるな、と、そういう訳にもいきません。　お客様あっての商売です。　２〜３キロなら付き合いましょう。　ま、小銭を稼ぎながら走らせるジープニーです、パン代くらいは浮くのでしょうね。　忙しい時もあれば、暇な時もある。　商売、こんなものでしょうね。
　そういえば、冷房車のジープニーがあると、まあ、次の一手の布石にしましょう。

　　

　月曜、火曜と停電です。　雷雨に豪雨、どうしたのだいったい。　台風か、そんな中、日本の方が来てくれました。　豪雨では動けません。　私のところに、泊めるしかありません。　停電では、店は開けません。　要(かなめ)のカラオケが使えません。　まあ、よそも早い店仕舞いです。
　きょうの朝、ドライバーがなぜか来ます。　スービックで洪水なので、オロンガポまで行けないのだそうです。　バスは車高が高いので、多少の洪水でも平気です。　学校は月曜からきょうまで休みです。　ジープニーの営業にはなりません。　店の横にジープニーを付けて、何をやっているのだ、つまみを作っていますよ。
　まあ、仕事などどうでもいい。　アイリーンが言うには、きょうのメイドはドライバーだと、それもあるな。　まあ飲め、洪水で仕事が出来ないのですから仕方がありません。　きょうの昼頃から雨は収まりました。　台風が去ったのでしょうか。　ならばお前ら、飲んでいないで仕事に行けよ、ですよね。
　

　きのう、昼から裏庭で酒盛りです。　ブランデーを３本も飲んだのでしょうか。　女のいる飲み屋に行かないか、とふしだらな下半身のリッキー。　みんな酔っていますから、それもいいな、ということになります。　女だけじゃ面白くないぞ、裸がないとダメだろう。　で、ドライバーが車を走らせます。
　カレッサと言うその店。　入ればステージで女の子が踊っています。　まあ、ビールでもと飲んで、踊りを見ます。　なんだ、ステージの横に、大きなガラス張りのシャワールームがあります。　まさか、裸で、と思っていると、衣装を脱いでシャワールームへと入っていきます。
　１０数人はいるでしょう。　シャワーこそ浴びませんが、丸裸です。　ガラス越しに裸を見ていると、上半身裸の女が、ひざの上に馬乗りで抱きついてきます。　ちょっと待て、私の隣にはアイリーンがいるのだぞ。　どうすればいいアイリーンと訊けば、そういう仕事なんだから、揉んであげなさいと、で、程ほどに楽しませてもらいました。
　家に帰り、店番のケチ女房に、リッキーの痴態の報告です。　怒っていたなあ、今朝は大喧嘩をしていましたよ。　私ですか、いまでも女の裸がちらついています。　撮影禁止ですので、お店の写真はありません。

　　

　連日の悪天候で、日記の更新、掲示板への返信が遅れています。　なんとか更新しているつもりですが、送信エラーの多発で、更新できているかどうかは分かりません。　自分のＨＰを開けないのですから、確認の仕様もありません。　不備があれば、電波状態のいい時にでも修正しておきます。
　借金の担保に取ったジープニー、もう名義を書き換えると言います。　いくら融資したのかは知りませんが、年７２０パーセントの金利です。　１年後の支払いの約束です。　たとえば１０万円貸せば、７２万の支払いとなりますよね。　複利であれば、大変な金額となります。　
　絶対に払えないと読んだアイリーン。　看板屋を呼んで、ジープニーの名前を自分の名前に書き換えています。　以外と多い、カラオケのオカマか女のお客。　カーテンで仕切ったトイレでは、いまいちです。　大工を呼んで、タイルを貼ってもらい、ドアを付けてもらうことにしました。
　次の一手は、ガラス張りのシャワールームかな。
　
　

　きのう、オロンガポに仕入れに行くので、付き合ってとアイリーン。　いいですよ、と待てよ、私が荷物持ちなのだろう。　それではたまりませんので、メイドのタタと焼場のおばさんを連れて行きます。　運転はアイリーン。　午前中に出かけて、午後の３時ごろの帰宅でした。　私は車の中でビールを飲むだけ、それでいいのです。
　ジープニーの名義変更も済み、営業許可証が市から発行されました。　ジープニーの正面には、アイリーンの名前が掛かっています。　よくみれば、みなしごタリンの名前も、小さくあります。　名義に営業許可は、もちろんアイリーンの名前です。　ジープニーのエンブレムはベンツ、でキーは、いすゞか。　深く考えても始まりません。
　きょう、ジープニーオーナーのミーティングがあるということで、州都のイバまで、車で出かけたアイリーンです。　オーナーとドライバーが出席するそうです。　ドライバーとは、イバで落ち合うのだそうです。　色々と決まり事があるのでしょう。　私もと誘われますが、行けば待つようになります。　丁寧にお断りします。
　こうして、ジープニーアイリーン号は、無事に滑り出しました。
　
　　
　

　きのうは、街のキャプテンの選挙だそうです。　投票場は学校です。　なので学校は休みですね。　しかし、先週は台風で、月曜から水曜まで休みでしょう、木曜、金曜だけの登校です。　土曜、日曜はもちろん休みですから、バカにもなるわけです。　選挙に行って来るね、とアイリーン。
　近所の学校だから、車で行くねと。　おい、近所ならトライシクルでいいんじゃないのか、と私。　投票するのに待たなければならないのよ。　どのぐらい待つのだ、と訊けば、４時間と言います。　なにッ、４時間も待って投票するのか。　そんなもの棄権しろですよね。　一緒に行く、って誰が行くか。
　街のキャプテン、バランガイキャプテンですよね。　何度か店に来て、カラオケを歌っていました。　あのバカタレに投票するのに、貴重な時間を費やすこともないだろう。　店が、日曜、月曜と暇です。　１組の客も入りません。　当然早い店仕舞いです。　周りのカラオケ屋や、サリサリも早い店仕舞いです。
　どうしたのだ、と訊けば、選挙期間中は、お酒は飲んでいけないのだそうです。　販売もしてはいけません。　そうとは知らず、店の酒を飲んでいた私です。　見つかれば、逮捕されると言います。　部屋で飲んでいたからまだしも、知らずにカラオケなんかで歌っていたら、大変なことになるところでした。
　きょう、あのバカタレが当選したとのことです。　お前のために、２日間も酒を飲めなくなる一般庶民だ、少しは反省しろ。

　　

　なんとか日記は書いているのですが、ネットに繋がらないのでアップ出来ません。　遅れ遅れの更新になると思いますが、ご了承下さい。　さて、きのうは私の誕生日でした。　早朝に豚を用意します。　と殺隊が来て、豚の解体です。　喰えるのか丸一匹、まあ、私が食べるわけでもありません。　群がる人の群れが食べるのでしょう。
　なにッ、海辺に住むランディーの長女、お岩も誕生日だと。　なんの因果か、なぜ私の誕生日と一緒なのだ。　お父さん、お母さんは、お金がないから、ケーキを買ってきてと、いたいけな子供心です。　心配するな、岩、おじさんが届けてあげるからな。　宅配料は、岩が大人になったとき考えてくれ。
　誕生日といっても、飲んで寝て起きてまた飲んでの、繰り返しです。　最後は、また裸祭りに行くと、付き合いましょう。　車を出せドライバー。

　誕生日から飲み続けでは、体調も悪くなりますよね。　きょうは、朝飯を食べてから、体調回復のために寝ていました。　アイリーンがやって来て、最近、焼場のおばさんや、メイドがさぼっていると言います。　一発、渇ッを入れないとだめだそうで、アイリーンが率先して、仕事を教え込みます。
　土曜日です。　まあ、忙しくなる日です。　焼場のおばさんは、仕込みがなぜか遅いです。　午後６時のいつもの予定ですが、４時から焼くのだと、アイリーンがＢＢＱを串に刺します。　昼までに、すべてＢＢＱの仕込みは完了です。　ショーケースにＢＢＱを並べて、あとは焼くだけです。
　夕方、大盛り飯を持ってくるアイリーンです。　半分ほど食べましたか、すると、楽しみのビールが腹に入りません。　しょうがないとジンを飲み寝ていると、早く来てといいます。　何ごとなのだ、と訊けば、ＢＢＱが売切れてしまうから、早く写真を撮ってよと。　まだ、午後の８時だぞ、おや、マリカーちゃん、指名待ちですか。
　そんなことで、少しは引き締まったメイド達です。

　
　

　今朝もアイリーンは張り切って仕事をしています。　朝の５時半にサリサリをオープンさせ、肉の仕入れにと、車を走らせます。　ついでに、安い駄菓子類も買ってきます。　肉はいいけれど、ちゃんと包んで車に積んで下さいね。　肉汁ポタポタでは堪（たま）りませんよ。　
　おや、ジープニーも営業に出かけます。　日曜日なのですが、明日は、お墓参りの日なので、人の移動もあるのでしょう。　そういう読みが大事です。　日曜だからお休みでは、サラリーマンになってしまいます。　雇いのドライバーとの契約は、売り上げがいくらあろうと、１日３００ペソ入れてもらう約束です。
　その他、頑張ったぶんは、ドライバーの取り分となります。　１日３００ペソと決めたわけですから、お金の誤魔化し様もありません。　こちらも、勘ぐりなく働いてもらえます。　プロに口出しも必要ありません。　まさか、借金したのがドライバーで、その返済のために、そんなことはありませんよね。
　夕方、レトルトカレーがあったので、カレーライスを食べます。　ゆで卵を１つねと、出てきたカレーライスに、丸ごとごろんと乗ったゆで卵、見事なデザインだアイリーンちゃん。　で、福神漬けは、はい、ありませんよね。　腹がくちくなれば、ビールは飲めない。　きょうもジンです。
　アップ出来ればいいのですが、明日から月が替わりますので、アップしたあとも、プログラムを来月に直すという、１仕事があります。　そんなことで、本日写真は、ご勘弁下さい。