日記　2009年 6月　 　 　

　ここ２〜３日、雨の日が続いています。　そんな悪天候の中、ラニーの恋人、台湾人のチェンが遊びに来ました。　昨日、ラニーとマニラに戻ったわけですが、最後にチェンの写真を撮って、カメラをどこに置いたのか、見当たりません。
　子供の夏休みも終わり、今日から学校が始まります。　リッキーの息子のタコ坊主も、１年生です。　ビコール家の落第生のアディンは、今回やっと２年生に進級しました。　学校が始まれば、家の中も静かになります。
　昨日は日曜で、向かいのサリサリがお休みです。　ラニーはマニラですから、リッキーとケチ女房とアイリーンで店を見ます。　リッキーとケチ女房が、深夜までやってくれたので、私は店に出ることはありませんでした。
　今朝は、アイリーンと私で、５時半に店をオープンです。　結構忙しかったみたいで、在庫がかなり減っています。　ラニーは、今日マニラから戻ってくるので、仕入れは明日ですね。　よし、ラニーが戻れば、リッキーには、深夜番をやってもらいましょう。
　今度は、私が休む番ですよね。　さて、ビールでも飲んで、カメラをさがさなければなりません。
　

　ザンバレス州、サンフェリペ分署。　昨日、どこかに置き忘れたカメラをさがすため、アイリーン警部が育てている、警察犬を使うことにしました。　裏庭の警察犬を見に行くと、なんだこのバカ面は。　こんなんじゃ使えません。
　そういえば、警察豚もいるけれど、私の手には負えません。　すると、警察猫ですか。　止めた、自分でさがそう、ということで、カメラの捜索が始まります。　家の隅々までさがしましたが、見つかりません。
　そのうち、娘ガキのクリスタリンが、表から戻ってきました。　はい、カメラって、なんだこのバカ、お前が持っていったのか。　写らないよ、って当たり前だ、電池が入っていないのだ。　持っていくなら、断ってから持っていきなさいよ。
　昨日の夜、１０時に起きて店に行ってみると、ケチ女房が、１人で店番をしています。　深夜番で警備のリッキーはどうしたのだ。　ケチ女房に聞けば、もう寝たみたいと。　自分の女房を、夜の店に１人置いて寝るバカがどこにいるのだ。
　しょうがありません、店番を付き合うしかありません。　ジンを飲みながら、時の過ぎるを待ちます。　すると、雨が落ちてきました。　夏も過ぎ、秋がやってきたのでしょう。　午前２時、そろそろ閉めましょうと、店を閉じます。
　今日は、きっちり働いてもらいますよ、リッキー。

　　　
　　

　昨日は、海辺に住むランディーの次女の６才の誕生日でした。　カッパ少女と言ったほうが、分かりやすいでしょうか。　ある日、頭の上におできが出来て、てっぺんの髪の毛をカットしたことから、カッパ少女になったのです。
　午後から、店番にラニーを残し、リッキーのトライシクルで、みんなで海辺へと向かいます。　海辺に着けば、曇り空で強風が吹いています。　まあ、いいでしょうと飲んでいると、バンカーボートが、漁から戻ってきました。
　つまみに魚でもと、買いに行かせます。　いつもは小魚ばかりなのですが、この日は、ちょっと大きいのが揚がっていました。　３尾買ってきてもらい、焼いて食べたところ、美味しいではありませんか。　自然の中で食べるからでしょうかね。
　少し酔っ払い、竹のベッドに寝ていると、大豪雨です。　海の家にからぶきの屋根はあるものの、海風で雨が吹き込んできます。　これは、ランディーの家の中に避難しなければいけません。　ずぶ濡れでランディーの家にたどり着きます。
　ランディーに、着替えの洋服を借りて、しばらく寝させてもらいました。　カメラの調子がいまいちで、カッパちゃんの写真を撮れませんでした。　去年のカッパちゃんの写真を掲載しておきますね。

　
　

　昨日は、断続的な豪雨で、朝から午後の６時まで停電でした。　雷雨もあり、今までの快晴の分を、全部埋め尽くすような雨でした。　リッキーが、雨シャワーを浴びています。　窓から眺めていると、一緒にと手招きです。　誰が行くか。
　今朝、アイリーンはお店です。　それで、こっそり、家の中にあるビールを飲んでいました。　もう１本かなと思い、冷蔵庫にビールを取りに行くと、目ざといアイリーン警部です。　ビールをつかんだ瞬間、後ろから鉄拳が私の頭に。
　バカ、何をやっているの、身体が壊れるでしょう、と、そりゃ壊れますよ、鉄拳で後頭部を殴られれば、もう、フラフラです。　ビールは、私の血液なのだ、なんて、そんな理屈を言っても通じません。　蹴りがくる前に、ビールを持って部屋に逃げます。
　ガキどもがうるさい、学校はどうしたのだと聞けば、台風で休みだと言います。　どれどれと、台風状況でもと見れば、台風など発生していません。　昨日の豪雨で休みならわかりますよ、今日は曇り空で、雨は降っていませんよ。
　まあいい、いつものことです。　すると、金、土、日と、学校は休みですか。　先生も生徒も休みたいと、そういう構図ですね。　さて、もう１本飲みますかね。


　　　　

　旧パソコンが、ネットに通じなくなりました。　この前お見えになった、山さんという方が、小型のパソコンを預かってということで、それを使わして書いています。　山さん、少しばかり使わせてもらいますね。　何でネットに通じないのかなんて、素人には分かりませんよね。
　今日も雨のフィリピンです。　サリサリは、どうしたって、私は、タッチしていません。　雨ですから、売り上げは激減します。　と言っても、７千ペソからの売り上げはありますよ。　アイリーンにラニーにケチ女房とよくやってくれます。　リッキーですか、いまいちの働きです。
　リッキーが店にいれば、私の出番はありません。　そういう意味ではいいのですが、計算が、アイリーンによく怒られています。　力は私の３倍はありますから、氷やビールの搬入には支障はありません。　いつ寝るか分からないリッキーですから、夜は、店を視察に行かなければなりません。
　何かパソコンの画面が小さいのですよね。　文字も小さくて、山さん、よくこんなパソコンで仕事をしていましたね。　まぁいいですよね。　だから私のところへ預けて帰ったのでしょうね。　さて、アップしてみますが、うまくいくのでしょうか。　山さん、モニターを買って、当分使わしてもらいますね。
　ところで、写真をアップしようと思ったところ、いつも、マイピクチュアというところで、加工しているのですが、マイピクチュアにデジカメの画像が取り込めません。　そんなことで、今日も悪戦苦闘です。

　今朝も早起き、おっ、アイリーンが店番でいない。　チャンスとばかりに、冷蔵庫のビールを飲みます。　うまいですね、朝のビールは、５臓６腑にしみますね。　昨日の夜、店を覗いて見れば、ラニーが、深夜に１人で店番をしています。　リッキーはと見れば、どこにもいません。
　見た以上は仕方がありません。　ラニー１人では、かわいそうですから、私も店番を手伝わなければなりません。　そのころ、アイリーンは爆睡です。　深夜ですから、お客もポチポチとしか来ません。　ラニー、早く閉めて寝ましょう、と言っても、もう少しと言うラニーです。
　１０円、２０円の世界で、やることもないだろうという私の考えですが、お店を持ってやっている、というステータスが、彼女たちにはあるのですね。　いらっしゃいませ、ありがとうございました、なんて言う言葉は、一切ありません。　殿様商売とでもいうのでしょうか、お客をお客と思っていません。
　ラニーは、１番愛想がいいですよね。　アイリーンは、お客が来れば、臨戦態勢になりますね。　ケチ女房は、ふんぞり返って、ちょっと待ってと、えばります。　お客さんがあっての店ですからね、少しは考えてほしいものです。　たかが駄菓子屋でこれですよ。　お客より、店の中で働く従業員のほうが偉いのですね。
　朝飯、昼飯、夕飯は、平気で店の中で食べます。　普通、日本ではしませんよね。　まあ、食事を見せびらかして、いい生活をしてますよ、ってことなのでしょうね。　またリッキーの為に、夜の生活に戻された私です。　そういえば、昨日は、ラニーを残し、店を後にして寝た私です。　ごめんね、ラニー。

　

　昨日は、日曜ということもあり、店の売り上げも１万ペソを突破しました。　夜、部屋でビールを飲んでいると、腹が空いてきました。　娘ガキのクリスタリンに、店からティナパイ（小さなパン）を持ってくるよう頼みます。　店から戻ってきたクリスタリン、手ぶらです。　売り切れてなくなったといいます。
　毎日、１００個から仕入れている、ティナパイですよ。　そんなに売れるか。　ラニーが、半分は食べたと考えるしかありません。　しょうがありません、インスタント焼きそばを作ってくれと、クリスタリンに頼みます。　店から袋に入った焼きそばを持ってきて、キッチンで調理しています。
　何故か不安が胸に。　キッチンに行ってみれば、鍋にお湯をたっぷり入れて、茹でています。　何をやっているのだクリスタリンのノータリン。　スープはと見れば。皿の上にぶち撒けてあります。　危ない、ラーメンになってしまいます。　フライパンを出し、麺を鍋から移し、炒め直します。
　夜の１１時ころ、何気なく窓から店を見れば、明かりが消えています。　向かいのサリサリはやっています。　たしか、リッキーとケチ女房でやっているはずです。　まだ、閉める時間でもないだろう、どうしたのだと、アイリーン警部に偵察に行かせます。　その後から、私もついていきます。　店に入れば、リッキーとケチ女房が、暗闇の中にいます。　どうしたのだ、と聞けば、虫の集団が蛍光灯をめがけて襲ってきたと言います。　そういえば、私の部屋も虫だらけでした。
　さて、今日は、オロンガポへ仕入れの手伝いで、アイリーンと行ってきます。　私の目的は、パソコンのモニターを買うことにあります。　パソコンのモニター接続の穴を数えれば、１５ピンですね。　きっちりやらないと、２度手間になりますからね。　ああ、ビールが効いてきた、行けるのかなオロンガポ。

　ちょっと、掲示板で書きましたが、昨日は朝からビールを飲んでしまい、オロンガポへ商品の仕入れと、パソコンのモニターを買いに行くことになりました。　ところが、大雨です。　パソコンのモニターを買ったころには、商品の仕入れどころではない状態の私です。　早く家に帰りましょうアイリーン。
　事の起こりはリッキーですよ。　オロンガポでバスを降りれば、リッキーがいるではありませんか。　何をしているのだリッキー、リッキーも買い物があるらしく、私たちとは、別行動です。　待ち合わせの場所を決めてあったのですが、時間になっても、リッキーは来ません。　外は大雨です。
　もういい、と言うことで、アイリーンにタクシーを手配してもらい、家に帰ろうと思いました。　待つこと３０分、雨でタクシーがないということです。　リッキーのバカは来ないし、タクシーもないか。　じゃあホテルに泊まるしかないか、とホテルを探させますが、泊まってはいられません。　
　重いモニターを、アイリーンに持たせて、ローカルバスで、帰路に着きました。　リッキーはどうした、かと思えば、３０分後に帰って来ました。　何をしていたのだリッキー、時間に来なければ、待つような私ではありませんよ。　ましてや豪雨の中です。　アイリーンに、蹴りを入れてもらうしかありませんね。
　私にすれば大画面の、18.5インチのワイドなモニターです。　何か半端な大きさではないですか。　メーカーは、聞いたことも見たこともないメーカーです。　説明書は、中国語と英語ですので、中国製のメーカーのモニターなのでしょうね。　値段は５千ペソですから、約１万円です。
　パソコンをモニターに繋げば、あれっ、写らない。　何か、設定をしないといけないのでしょうね。　ビールを飲みながら、思考錯誤の悪戦苦闘です。　やっと繋がったころには、午前の１時半です。　もう１本ビールでもとキッチンに行けば、リッキーが、飯を食べています。　何をやっているのだ、お前は。

　

　今朝も、ビールから始まる１日です。　冷蔵庫にビールを取りに行けば、メイドが私を見て笑っています。　まあ、朝からビールを飲む人もいないですからね。　キッ、と睨み返すと、グットモーニングなんて挨拶をします。　アイリーンは、深夜まで、店にいたのでしょうか、ぐっすりと眠っています。
　ビールを飲んでいると、おっかさんが、朝食を持ってきてくれました。　食べてから飲みなさい、という気遣いなのでしょう。　朝食を食べていると、キッチンから、ニンニクを炒めているのでしょう。　強烈な臭いがしてきます。　誰だと見れば、ケチ女房です。　朝からスタミナをつけて、どうするのだ。
　昨日は、何もせずに部屋にいると、学校が終わったガキどもが、なだれ込んで来ました。　You Tubeと、パソコンゲームです。　ダメと言っても、聞くようなガキどもではありません。　勝手にやっていろ、ということになります。　モニターの前に、４〜５人のガキが集まり、ああでもない、こうでもないと。
　見ていると、結構面白いゲームがありますね。　時間も経ち、もうやめなさい、と言ってもやめません。　となると、店にいるアイリーンを呼んで、一喝してもらうしかありません。　今や、ガキどもの天敵となっている、アイリーン警部です。　呼んで、アイリーンが一喝すると、蜘蛛の子を散らすように、ガキどもはいなくなります。
　そんなことで、昨日は１日中部屋にいました。　部屋に閉じこもりだったので、本日は写真がありません。　今日は、玄関先で涼む予定ですので、いい写真が撮れると思います。　おっ、棚の上に、ウズラの卵があるではありませんか。　ウズラの卵をつまみに、もう１本ですね。　
　

　昨日の深夜、腹が空いて目覚めました。　アイリーンに夜食を作ってもらい、食べれば喉が渇きます。　どれどれビールでもと、冷蔵庫を開けます。　あれっ、ビールが１本もありませんよ。　店番をしている、リッキーとケチ女房に、ビールはどうしたのだと聞けば、全部売れたとのことです。
　バカかお前らは、私のために、２〜３本は残しておくのが礼儀だろう。　店の売り上げも、１万ペソを突破したとのことです。　お金じゃありませんよ。　ビールが大事なのです。　ということは、今朝もビールがないわけですね。　ビールの配送車が来るまで待ちましょう。
　今朝、ガキどもが、学校へ行きません。　どうしたのだ学校は、と聞けば、建国記念日で休みだそうです。　するとまた、金、土、日と休みか。　バカになるわけです。　なにっ、建国記念日で休み、おいおい、ビールの配送車は来るんだろうな。　まあ、商売人に休みはないと思うしかありません。
　あっ、そうか、隣のサリサリでビールを買ってくればいいのですよね。　いま、店に行って、冷蔵庫を開けてみれば、サンミゲルビールが、３本ほどありました。　店番のラニーは、接客中でしたので、１本かっぱらってきましたよ。　朝は、ビールでエンジンを掛けないと調子が出ません。
　今日も、曇り空のフィリピンです。　間もなく雨が落ちてくるのでしょう。　どこに出かけるわけでもありませんから、雨もいいでしょう。　さて、サンミゲルビールを飲んで、一眠りですね。

　　

　今日は久しぶりの快晴です。　天気のいい朝は、ビールでもと思うのですが、最近、飲みすぎですので、少し控えましょう。　おや、後ろを見れば、娘ガキのクリスタリンが、パソコンの空くのを待っています。　また、ゲームか、勉強しなさいよ、この、後ろの百太郎。　
　土、日と、店は少し忙しくなります。　１度来たお客は、常連にさせなければなりません。　そこで、リターンカスタマー作戦を行います。　子供を連れてきたお客には、子供にキャンディやチョコレートをあげます。　あそこに行けば、お菓子がもらえると思わせます。　
　そうすれば、親はいらない物まで買っていきますし、また来るようになります。　１ペソもしない、キャンディやチョコレートをケチってはいけませんよ、ケチ女房。　店で、わざとピザやハンバーガーを、テーブルに置いておきます。　腹を空かせたホステスが、食べたそうに眺めます。
　それきたとばかりに、餌をホステスに与えます。　噂はすぐに広まります。　あそこに行けば、食事にありつけるかもしれないと。　この前、ピザを店において、部屋でビールを飲んでいました。　店に戻れば、見せピザがありません。　どこへ行ったのだピザは、とラニーを見れば、満足そうな顔。
　飲みに来るお客には、１袋１ペソのピーナツをあげます。　まあ、もらえれば嬉しいものですよね。　餌で客を釣るリターンカスタマー作戦、今後も考えながらやっていきます。　後ろの百太郎が、早くパソコンを使わせろとうるさいので、今日はこのへんで。　　
　

　今日もガキどもは休みです。　朝、寝ていると、ガキどもが忍び込んできて、パソコンゲームです。　今日は、格闘ゲームですね。　静かにやってくれればいいのですが、大音量にして、波動拳！　ウーリヤァー、アチャチャチャ！　なんてやっているものですから、寝られるわけがありません。
　店に行き、アイリーンに、バカどもがうるさくて寝られないと言います。　なにぃとばかりに、早速、店のほうきを持って、私の部屋のガキどもに、殴り込みをかけるアイリーン警部です。　一溜まりもありません。　まるで、猫に追いかけられる鼠です。　逃げ足の速いガキどもです。　アイリーン警部のほうきが空を切ります。
　部屋をロックして、しばらく寝ます。　トイレにと起きて戻れば、また、娘ガキのクリスタリンがいます。　パパァ、おにがいします、って、どこでそんな日本語を覚えたのだ。　まだダメと追い出して、もう一眠りです。　寝ていれば、ドンドンと部屋をノックするバカガキです。　寝られないだろう、このバカ。
　面クリアーゲームでは、３面も進まないガキゲーマーです。　反射神経がないのか、バカなのか、バカに決まっていますよね。　まあ、学校の休みも今日までですから、少し遊ばせて、自分の限界というものを、知ってもらわなければなりませんね。　ダダで遊べるわけですから、やらせておきましょう。
　午後から冷蔵庫にビールを取りに行けば、しまった、アイリーン警部に見つかってしまった。　なにやっているの、と往復ビンタです。　失神する前に、鼠のように部屋へ逃げ込みます。　今、失神寸前で、ビールを飲みながら、日記を書いているという、非情に情けない状態です。
　
　

　今朝、早起きをしてパソコンを見ていると、閉まっている店にお客がきています。　アイリーンを起こし、店を開けさせます。　午前５時です。　私も店に行き、オープンの手伝いをします。　店が開いて、もういいだろう部屋に戻ろうと、何気なく、店の冷凍庫を開いてみました。
　何なんだ、霜だらけではありませんか。　上のプラスチックの扉を開けようとすると、氷に覆われて開きません。　無理に開けようものなら扉が壊れてしまいます。　ケースの氷を見れば、あるわけがありません。　ケースの下は、氷が張り付いています。　やるしかありませんね。　冷凍庫の霜取りです。
　昨日の深夜は、リッキーとケチ女房で店番です。　深夜にタバコがなくなり、店に行けば、リッキーは店の長椅子で熟睡です。　タバコをもらって部屋に戻ったわけですよね。　そして、今朝、このザマです。　店を閉じるときに、次の人のために、きちんと掃除なり補充なり管理をしないといけないでしょう。
　なんで、朝起きて、霜取りや、氷の搬入をしなければならないのですか、リッキー。　３０％お手当てを減らしましょう。　暑い国ですから、冷凍庫に付いた霜や氷などは、３０分も開いておけば、すぐに溶けます。　それを硬いうちに、包丁で接がそうとするのですから、冷凍庫はキズだらけです。
　最近は、店に出ていない私ですが、もう少し、やりかたを指導しなければなりません。　冷凍庫の掃除で、一時氷を表に出します。　それが溶ければもったいないから、やめろと言います。　冷凍庫が壊れるのと、水の塊の、どっちが大事なのだ。　頭が固いなと言われますが、あっ、壊れた、からでは遅いのですよ。
　さて、一仕事も終わり、少し寝ますね。

　なんか、昨日の霜取り作業で疲れてしまい、今日は、ダウンです。　大型の縦長冷凍庫ですから、霜や氷が付けば、大変な作業になるわけです。　昨日、冷凍庫の掃除をして、今朝、昨日の売り上げはいくらあったの、と聞けば、１万ペソだそうです。　月曜日でこれだけあれば、たいしたものですよね。
　アイリーンとラニーが、仕入れに走っています。　邪魔者がいなければ、ビールですよね。　心置きなく飲まさせてもらいます。　お酒を飲めば、眠くなります。　目覚めたら、午後の５時です。　アイリーンとラニーは、まだ帰っていません。　さあ、またビールですよね。　心置きなくいきましょう。
　フィリピンで人気の、日清のシーフードヌードルに、貝柱の具が加わるらしいですね。　日本で、税抜きで１７０円と書いてありました。　貝柱の味が、スープに溶け込み美味くなるというのですが、一般人には分からないでしょうね。　そうそう、シーフードヌードル、私の店にもありますよ。
　写真のシーフードヌードルですが、日清の製品です。　日本のカップヌードルの半分ほどの大きさですよね。　値段は、日本円で３２円です。　１〜２度食べましたが、たかがカップラーメン、そんなに味が変わるわけでもありませんね。　やはり、元祖醤油味の日清のカップラーメンが、私は好きです。
　子供のころ、チキンラーメンが出ましたね。　どんぶりに、チキンラーメンを入れて、お湯をかけて、３分待つというものでした。　今でもチキンラーメンはありますよね。　懐かしくて食べてみれば、まずいなこれ、ですよね。　その食事が、今のフィリピンです。　まあ、しょうがありません。


　

　今日も早起き。　たまには、運動でもしないと身体に悪いなと、ジョギングをすることにしました。　表を見れば、大雨です。　なんだ、残念、傘を差しては走れませんよね。　まあ、晴れていても、暑くてやめた、ということになるのですが。　身体を動かすことは嫌いですが、飲むのは大好きです。
　４時に起きて、今日のやることを考えます。　まず、１杯飲んで考えましょう、とバカが始まります。　冷蔵庫にビールを取りに行けば、昨日は雨でしたので、売れなかったのでしょう、たんまりとビールはあります。　ビールを１本持って、部屋に行きます。　アイリーンは爆睡しています。
　午前５時、店を開く時間ですので、アイリーンが目覚めます。　また飲んでいるの、バァカと言い店に行きました。　よかった、鉄拳が飛んでこなくて。　いつも飲んでいる私ですから、怒りも、面倒くさくなったのでしょうか。　そうすれば、ありがたいことですよね。　いや、寝起きでパンチがないと考えることも必要ですね。
　フライものや、揚げ物には、キャベツの付け合せがいいですよね。　キャベツを千切りにして、ビニール袋に入れておけば、３日は持ちます。　マヨネーズにソースに醤油と、なんでも美味しく食べられます。　でも、こちらの人は、生野菜を食べないのでしょうか、私だけ食べていますよね。
　油で炒めた、野菜炒めは、出てきます。　が、野菜の種類が違いますね。　それに、カットしない大振りの野菜ですから、食欲もわきませんよね。　こぶし大のブロッコリー、誰が食べるかですよね。　さて、ビールが効いてきました、少し寝ますね。　　　

　昨日の朝、ビールを飲んでいると、おっかさんが食事を持ってきてくれます。　食欲はありません。　半分ほど残しました。　アイリーンは店にいます。　おっかさんがアイリーンのところへ行き、私が四六時中（４×６で２４時間一日中という意味）酒を飲んでいるものですから、私に薬を飲ませろと言ったみたいです。　アイリーンが部屋に来て、私に薬を飲ませます。
　大さじのスプーンに１杯の液体の薬です。　それを、コップの水１杯で薄めて飲みます。　なんの薬かは分かりません。　で、スプーンの薬を飲み、コップの水を飲みます。　薬を飲み、しばらくすると、意識が朦朧（もうろう）としてきました。　やられた、毒を盛られたなと思い、そのまま意識不明です。
　何時間寝たのでしょうか、ここは天国かと思い、起きました。　時間を見れば、なんだ、まだ昼の１２時ではないですか。　あ〜寝た寝たと、おっ、体調がいいではありませんか。　体調がいいならビールでもと、冷蔵庫までスキップで行きます。　鼻歌を歌いビールを持ち部屋に戻れば、ゲッ、部屋にアイリーンがいるではありませんか。
　あなた、バカなぁと言われます。　はい、バカですと、はっきり答える私です。　本当にバカね、とアイリーン。　食事はまずいし、つまみもまずいし、美味しいのはお酒だけです。　そのお酒を飲んで、何がいけないのですか。　と、そういう問題でもないですよね。　健康を気遣っての注意なのですよね。
　意識が朦朧となり、熟睡出来て、体調がよくなる薬、これはクセになりそうです。　アイリーン博士に聞けば、身体の中をきれいにする薬だそうです。　心まできれいになるのでしょうか。　まあ、効く薬でしたよね。　今日は、乙女心の私です。

　今日も雨です。　このところ、毎日のように雨が降っています。　雨で気温が低いので、玄関先で涼むこともありません。　今日の雨は、断続的な雨ですね。　雷が鳴ると、停電になるのですが、雷はありません。　ここ数日、ずーっと部屋の中にいます。　何もやることがありませんので、ビールになります。
　店のほうは、みんな頑張ってやってくれています。　カラオケが閉じる、深夜の３時ごろが閉店です。　私が店に出れば、みんな気を遣うでしょうから、私は出ないようにしています。　別に問題も起きていないし、たまに、冷凍庫の霜取りでもやってやればいいでしょう。　ねっ、リッキー。
　昨日、窓から外を眺めていると、いつもビールを飲みに来る客が、２人、店の前で飲んでいました。　部屋を出て、近くまで行き、挨拶をします。　店から、一袋１ペソのピーナツを５袋買って、２人におつまみにとサービスします。　１０円ですからね、安いものでしょう、そして、また来てくれればいいのですよね。
　今日は二日酔い気味ですので、お昼はオムレツです。　アイリーンに作らせると、カチンカチンの玉子焼きになってしまいますので、私が調理します。　ほどよく中が半熟に仕上がったオムレツです。　さあ、ご飯で食べましょうと、ご飯を口に含めば、なんなんだこの冷や飯は、歯ごたえも十分です。
　オムレツを半分と、ご飯を２口でギブアップです。　二日酔いなのですよ。　朝炊いて、冷えたご飯でしょう。　冷や飯なら、お茶漬けという手もあったのに、勘弁して下さいよ。


　

　今朝は、午前３時に起きました。　窓から店を見れば、もう閉じています。　疲れれば閉じて寝ればいいのです。　雨で、客足も少なかったのでしょう。　おや、なんだまだ深夜ではありませんか。　朝ではないですからね、ビールでも飲みましょう。　うまいですね、深夜のビールは。
　ビールを飲みながら、パソコンを見ていると、午前５時です。　ラニーが起きてきて、店をオープンしています。　空を見れば、今日も雨模様です。　雨で涼しい日には、氷やソフトドリンクの売り上げが減ります。　当然のことですよね。　ビールや酒類は、関係なく売れます。　酔っ払いに、気候など関係ありません。
　ふと、ホットドリンクを置いたらどうだろうと、今朝思いつきました。　魔法瓶に、コーヒーとミルクと砂糖を入れて、甘めにして、隠し味は蜂蜜です。　オーダーがあれば、プラスチックの容器に入れて売ります。　売れなければ、自分たちで飲めばいいことですよね。　どうせ、１日中コーヒーを飲むわけですから、無駄はないでしょう。
　なぜ、魔法瓶かといえば、こちらの人は、保温機能のある、ポットや炊飯器でも、お湯が沸くなり、ご飯が炊けるなりすると、コンセントを抜いてしまいます。　保温という意識がありません。　まあ、暑い国ですから、保温の必要もないのでしょうが、電気代が勿体ないのでしょうかね。
　それと、停電もあるのでしょう。　中途半端に温めて停電になれば、腐りが早くなりますよね。　それなら、冷まして置いておこうと、そういうことかもしれません。　熱々をうまいと食べる日本人、猫舌の多いフィリピン人、こういうところからきているのかもしれませんよね。 まあ、手づかみで熱々を食べれるわけもないですよね。

　　

　今日も雨ですね。　昨日の夜寝ていると、店番のリッキーが、あたふたと部屋に来ます。　ケチ女房と店番をしていたわけですが、忙しくて手が回らないと言います。　ようするに、パンクですね。　しょうがありません、手伝うしかないですよね。　アイリーンも起きて手伝いです。
　聞けば、オーダーが溜まっています。　なになに、焼きそば４個に、ゆで卵４個、そしてラーメンもですか。　２人で出来なければ、オーダーを受けることもないのですよリッキー。　まあ、受けてしまったものは仕方がありません。　さあ、中華屋さんの始まりです。　まずは、焼きそばからですね。
　キッチンで、焼きそばを炒めているそばで、ラーメンを茹でるお湯に、卵をぶち込み、ラーメンとゆで卵を一緒に作ります。　なんで深夜にこんなことをですよね。　インスタント食品ですから、食べられる程度に作ればそれでいいのですが、焼きそばの４個の炒めには、腕が痛くなりましたよ。
　午前２時の話です。　アイリーンが店にいれば、受けない注文ですよね。　当たり前です、ここはサリサリです。　ラーメン屋ではありません。　でも、こういうこともやらないと、お客さんは来ませんからね。　お客さんに一言言いたい。　お湯を入れるだけの、カップラーメンを食べなさいと。
　焼きそばが炒まり、皿に盛ろうとすると、私の分も残しておいてねとアイリーン。　チョンボですか。　いいでしょう。　少しくらい少なくても分からないでしょう。　盛り付けは、富士山の形にして、多めに見せましょう。　ゆで卵を横にのせて、おお、いい感じですね。　だから、なんで深夜にこんなことを。
　よそのサリサリでは、調理などやってくれません。　さあ、ビールでもと冷蔵庫を見れば、数本しかありません。　土曜日でしたから、結構売れたのでしょう。　なくなる前に飲むしかありませんよね。　雨の土曜日ですが、売り上げは１万ペソを越えたそうです。　
　　

　昨日は、リッキーの長男、タコ坊主ルピンの誕生日でした。　誕生日なら、昼間からビールでいいだろうと、いや、毎日朝から飲んでいましたね。　ビールを飲んで、ほろ酔い気分でいると、サーファー王子の ＳＡＴＯＲＵさん が遊びにきてくれました。　おや、奥さんも一緒です。
　あれ、あれっ、日本人の女の子もいるではありませんか。　年を聞けば、２５才とのことです。　２号さんかなと思いましたが、奥さんと一緒に来るわけがありませんよね。　こちらで仕事をしているそうで、何の仕事か聞いたのですが、酔っ払いの私です。　覚えているわけもありませんよね。
　まあ、いい経験になるでしょうと、サリサリの中で飲むことになりました。　途中酔っ払い、私は一眠りです。　暗くなり、サリサリに行けば、まだいるではありませんか、サーファー王子。　女の子は、酒に強いらしく、かなり飲んでいたという、アイリーン警部です。
　また、帰るまで付き合って飲んだのでしょうか、そのへんは覚えていません。　失礼があったらお許し下さい、サーファー王子。　で、また、しばらく寝たのですね。　そして、深夜、店に行けば、またケチ女房１人です。　リッキーの姿がありません。　また、店番を手伝わなくてはいけませんね。
　しばらくすると、アイリーンが起きてきました。　すると、すーっと消えるケチ女房です。　おっ、雲隠れの術ですね。　ということはですよ、私とアイリーンで、深夜番をやれということですか。　冷凍庫を開ければ、氷はないし霜だらけ。　ちょうどいいですね、と冷凍庫の霜取りです。
　さすがに今朝は起きれません。　起きれば昼過ぎです。　朝飯なのか、昼飯なのかを食べて、いまビールを飲んで一服です。
　



　　

　ネットの電波がありません。　アップ出来るかどうかは分かりませんが、書いておきますね。　娘ガキのクリスタリンも、ネットゲームが出来ません。　こういう状態を何というのだクリスタリンと聞けば、ノーシグナルと言うそうです。　私は、ノータリンと言ってくれることを期待していたのです。
　昨日の深夜、ダウンロードしたエロビデオを見ていると、ケチ女房が、部屋に売り上げを持ってきました。　冷や汗がタラリと流れます。　ちょうど、いい場面だったのですよ、それが。　慌てふためく訳にはいきませんから、ご苦労様と声をかけて、労をねぎらいます。
　ワイドスクリーンですからね、ケチ女房も気が付かないはずがありません。　私の後ろで、しばらく見ていました。　オォ、オーマイゴットってなんなんだそれ。　アイリーンが熟睡してから見ているのですよ。　アイリーンが起きたらどうするのですか。　見るのはいいのですけれど、静かに見て下さいね。
　今朝の５時ですか、表が騒がしいではありませんか。　窓から外を見れば、ホステスが騒いでいます。　店を開けなければいけませんね。　アイリーンを起こし、店をオープンさせます。　早朝にもかかわらず、お客はポチポチと来ます。　朝からレッドホースではなんなので、サンミゲルビールで喉を癒しましょう。
　店にいると、アイリーンに、こき使われるので、いいところで退散します。　そのうち、ラニーも起きてきます。　どうした、ケチ女房は、オーマイゴットで失神しているのでしょうね。　
　自分のＨＰも、掲示板も開けません。　返信の遅れはご容赦下さいね。　

　今日もネットに通じません。　電波が来るまで、待つしかありませんよね。　どうせ毎日、暇な生活です。　あせる必要などありません。　アイリーン博士に言わせると、台風がきているので、電波がないのだと言います。　ネットに通じませんから、本当かと、台風情報など見れるわけもありません。
　雨は確かに降っています。　雨がビールだったらと思うのは、私だけでしょうか。　誰もそんなことを考えないだろうと、そうですよね。　まあ、暇ですから、そんなことばかり考えてしまいます。　今朝は、４時に起きて、パソコンを、ああでもない、こうでもないといじっていました。
　考えれば、電波がないのですからね、ネットに通じるわけもありません。　５時になれば、表も、賑やかになります。　アイリーンを起こして、店を開かせます。　向かいのサリサリは、６時のオープンです。　１時間違えば、売り上げも違います。　１時間で、１千ペソの売り上げです。
　腹を空かしたホステスや、朝、早くから仕事に行く人たちが、パンや食品を買いに来てくれます。　歯ブラシや歯磨き粉なども、よく売れます。　それで、私がいれば、必ず子供にはお菓子をあげます。　最近は、早朝の当番になっています。　ビールを飲みながらの当番です。　
　昼も過ぎ、パソコンを見れば、おやっ、ネットがなんとか通じましたか。　それはいいことだ、また、危ないビデオのダウンロードが出来るではないですか、ねっ、ケチ女房。　
　

　昨日、わずかに３〜４時間繋がったネットも、もう電波がありません。　また、電波待ちですよね。　アイリーンに言わせると、テレビの電波までないと言います。　そういえば、リビングから、テレビの音が聞こえません。　まあ、確認に行く気もしませんが、電気があるだけ、まだいいのでしょう。
　電波がなければ、パソコンをいじっても繋がらないのは、先日、経験しましたから、もう、いじりません。　暇ですから、何か、いじるものはないかなと探していると、おお、マリカーのケツが、ってそんなバカはしませんよ。　クリスタリンのケツならいいかなと、そんな問題ではありません。
　そうだ、アイリーンのケツなら許されるだろうと、ビールを飲み、店に乗り込みます。　アイリーンちゃん、とケツをさわれば、３往復ビンタです。　４往復目がくる前に、一目散に逃げて部屋へ戻ります。　何が原因かと考えれば、ネットに通じないのが原因なのですよね。　私のせいではありません。
　部屋へ戻れば、アイリーンが乗り込んできます。　ヘビに睨まれたネズミの私です。　ちょっと、身体をマッサージしてと、嫌とは言えませんよね。　足の裏から、背中まで、勘弁して下さい、私は、老人なのですよ。　全身の体力を使い、マッサージをします。　やるんじゃなかった、ケツさわり。
　ネットが通じるまで、返信が遅れます。　ご了承下さいね。



　おお、ネットに通じました。　電波がなくなる前に早めのアップです。
　

　今日は、いい天気のフィリピンです。　雨季ですから、午後からはどうなるか分かりません。　今朝も５時に起きて、店をオープンです。　起きたというよりは、カラオケがうるさくて、寝られなかったと言ったほうがいいでしょう。　まったく、朝方までボリュームを上げて歌っていますからね。
　自分たちは、昼間寝るからいいのでしょう。　夜寝ている人間は、たまったものではありません。　まあ、お店に、お客として買いに来てくれますから、我慢するしかありませんか。　昨日の深夜番は、リッキーとケチ女房です。　寝られないので、窓から店を見ていると、家から夜食を２回も運んで食べています。
　閉店が午前の４時でしたので、まあ、いいでしょう。　カラオケ屋も、大体そんな時間に終わります。　店を開ける５時まで、少し寝ようと横になりますが、寝付けません。　しまった、朝ですから、ビールではなく、濃いコーヒーを飲んでしまったのです。　コーヒーを飲めば、寝られるわけがありませんよね。
　しょうがありません、５時まで起きているしかありません。　５時になり、アイリーンを起こせば、コーヒーを入れてきてくれます。　またコーヒーですか、勘弁して下さいよ。　店のオープンを手伝い、部屋に戻りコーヒーをって、誰が飲みますか。　朝飯は、カップラーメンと、パンでいいでしょう。　食べたら少し寝ます。

　　

　昨日は、昼間寝ていたので、夜、目が冴えて、寝られなくなりました。　土曜日ですから、どのみちカラオケがうるさいので、寝られません。　昨日も深夜の店番は、リッキーとケチ女房です。　朝方まで店にいますから、店を閉じれば、昼まで寝ています。　早朝はアイリーンですね。　昼にラニーと交代します。
　また暗くなってから、リッキーとケチ女房ですね。　ということは、店を閉じるまでやるしかありませんよね。　するとまた次の日は起きられませんよね。　深夜番の悪循環が、リッキーとケチ女房を襲います。　午前３時か４時に、店は閉じますから、少し仮眠でもして早朝なり、昼に出てくれば、ローテーションも変わるのですよね。
　昨日の深夜、窓から店を見れば、リッキーがいません。　また、女房を置いて寝たかと思い、ケチ女房にリッキーはどうした、と聞きました。　すると、向かいのカラオケ屋で歌っていると言います。　なにをやっているのだ、マイケル・リッキーかお前は、店番は、どうしたのだ。　土曜日で、忙しい日なのだぞ。
　きっと友達でも来て、店で飲んで、カラオケ屋に行ったのでしょう。　店を手伝おうかな、と思いましたが、なんで店番のリッキーが飲みに行って、私が手伝わなければならないのか、ですよね。　忙しくなったら、呼びに来るでしょう。　部屋にいれば、あ〜リッキーの歌が耳障り、仕事をしろよリッキー。
　午前３時過ぎに、ケチ女房が店を閉めて、売り上げを持ってきました。　それでも、まだ、カラオケ屋で歌っているリッキーです。　良かった、昼間に寝ておいて。　今日は日曜日です。　売り上げ倍増の日ですので、たんまりドリンク類を仕入れます。　重労働が待っていますよリッキー。　こき使ってやりましょう。



　今朝、店に行き、冷凍庫を開ければ、氷が１/３も残っていません。　当たり前ですよね、ケチ女房１人では、氷の搬入まで出来ませんからね。　リッキー、お前が遊び呆けているから、こういうことになるのだ。　アイリーンに、よく言っておくから、起きたら目一杯、働きなさい。
　私は、お前の歌で寝られなかったから、これから寝ますからね。　向かいのサリサリが休みで、稼ぎ時の日曜日ですからね。　肝に銘じて働きなさい。 　
　

　昨日は、寝不足なので、午前中寝ようかなと思ったのですが、暑くて寝れません。　そのうち、お昼になり、アイリーンが、昼飯を持ってきてくれました。　ピザとパイナップルですね。　飲み物は、Ｃ２（クール＆クリーン）という、こちら特有の甘い紅茶ですね。　身体をきれいにする飲み物だと言います。　んなわけないだろう。
　さて、ピザにタバスコをかけて、頂きます。　食べようとして、ピザを一切れ取ろうとすると、あれあれ、取れませんね。　よく見ると、カットされていません。　アイリーンに、カットしてくれ、と言うと、そのままで大丈夫でしょうと。　そうすると、とても丸いままでは食べられませんから、千切って食べろということですね。
　ピザ生地の端を持って千切ります。　あれっ、あれあれ、上手く千切れませんよ。　ちょうど、食パンを千切るような感じで、右に左にと裂けていきます。　上に乗っている、具やチーズは一溜まりもありません。　全部下に落ちてしまいます。　千切り終わったころには、具やチーズの上に、細かく千切られた生地があります。
　一口食べますが、もうピザではありません。　アイリーンが部屋に来て、ピザを見てビックリ。　どうしたのこれ、って、千切ったらこうなったのですよ。　だから、カットしてくれと言ったでしょう。　ほかの人の分もあるのよ、って知りませんよ。　私の分もなくなったのだから、お互い様でしょう。
　パイナップルを食べて、腹を満たします。　ヘルシーでいいですね。　話は変わり、夕方、おやつにと、おっかさんが、タコ刺しとフイッシュボールを持ってきてくれました。　タコ刺しとフイッシュボールを食べ、しばらくすると、腹が痛く、気持ち悪くなってきました。　中（あた）ったのですね、タコに。　
　そんなことで、昨日も、寝られませんでした。　もう今朝は回復しましたが、こちらでの生ものには、十分注意が必要ですね。　さて、寝ないといけません、クーラーを使って、ぐっすり寝たいと思います。

　
　　　

　さあ、月末です。　今月も、いろんな事がありました。　何もなければ、つまらない人生ですから、ある程度は、刺激があったほうがいいですよね。　昨日は、アイリーンとラニーで、オロンガポまで商品の仕入れです。　行けば帰ってきませんからね、夜の９時まで、食事もせずに待ちます。
　やっと帰ってきましたか、私の夕食はと見れば、ピザです。　お店で買ってきたピザなので、切れ目は入っていました。　ピザを食べていると、お土産を買ってきたと言います。　海苔に、フィリピン米より美味しいお米、うどんに、おでんの具までですか。　よくそんなものがあったな、と聞けば、韓国の食材店で買ったそうです。
　なんか、ビニール袋の中から、いい匂いが。　あれっ、キムチではありませんか。　１キロで１３０ペソだそうです。　ということは、１００グラム日本円で２６円ですか、安い、安すぎる。　後で食べてみましょう、ということで、冷蔵庫にしまってもらいます。　アイリーンとラニーは、店で仕入れ品の整理です。
　アイリーンとラニーが仕入れに行っている間、ケチ女房が店番でした。　さて、ケチ女房も疲れています。　深夜番は誰が、というこで、ラニーがやることになりました。　昼間寝ていた私は、また夜眠れません。　深夜の２時ごろ停電です。　非常用蛍光灯が灯る店の中です。
　ラニーを１人で置くわけにもいきませんので、私が店に行き、警備に当たります。　すると、アイリーンも起きてきて、店に来ました。　何を勘違いしたのか、ラニーは部屋へ戻ってしまいました。　アイリーンが来たから、交替とでも思ったのでしょうか。　となると、店は、アイリーンと私で見なければなりません。
　そうだ、キムチでも食べてみようと、冷蔵庫に取りに行きます。　小皿と箸を持って、店に行きます。　どれどれと一口食べれば、美味いではありませんか。　アイリーンも美味しいと食べます。　キムチを食べると、肌の色が白くなるんだよ、なんて言ったものですから、アイリーンは、必死で食べています。
　２人で、半分は食べたでしょうね。　そのくらい美味いキムチでした。　時間も、もう４時です。　店を閉めても、５時にオープンですから、そのまま店を続けます。　私は、冷凍庫の霜取り、アイリーンは、長椅子に横になります。　夜も明け、６時にラニーが店に来ました。　静かに店を去る、アイリーンと私です。